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「思てたんと違うーっ!」

 前回の続き。
 義母が施設(サービス付高齢者住宅)に入居して2週間になろうとしています。

 ここまでもいろいろ想定外のことが起きましたが…
 かつてM-1で最終決戦進出を逃した「笑い飯」の西田くんじゃないけど…
 私は日々、心の中で叫んでいます。

 「思てたんと違うーっ!」

 義母が一人暮らしだった頃よりも、私の負担はむしろ増えているからです。

 入居後、デイサービスを週1回から週2回に増やしたことで、介護保険の単位が上限に達し、ヘルパーさんに入ってもらえなくなり、掃除は私が、洗濯も基本的に私がすることになったと前回書きました。

 まず、その洗濯物の量が想定していたよりもかなり多くて…。

 施設でお風呂に入った時(週2回)のタオルと下着は、施設常駐のヘルパーさんが洗濯してくれるのですが、それ以外は全てこちらでやってます。
 だから次に訪問するまでに2日空くと、もうかなりの量になってしまいます。

 我が家の分の洗濯も含めると、1日3回も洗濯機を回すことも。
 乾燥機がないので干し方にも工夫が必要です。
 雨の日は最悪です(T_T)

 洗濯に比べると、掃除は全くきつくはないのですが、精神的にちょっと…。

 というのは、義母が居室にいる時に掃除すると、「そんなに汚れてないし、せんでいいよ」(実際はとても汚れている。フローリングは埃が目立つ)とか、「職員の人がしてくれてるから」(実際は職員は掃除はしてません)と言われ、やりにくいんです。

 だから、義母が整形外科に行ってる間に、あるいはデイサービスに行ってる間に、「こっそり」やるようにしています。

 義母は優しい人で、私に負担をかけたくないという思いがとても強い。
 ほんの5分ほどの会話でも、「忙しいのに毎日来てもらって悪いなあ」「無理せんといてな」と、3回も4回も言ってきます(実際は毎日来てるわけではない)。

 「嫁に負担をかけている」
  ↓
 「自宅で一人暮らしだった時の方が、嫁は楽できていたのでは?」
  ↓
 「自宅に戻った方がいいのでは?」

 と思いつめる恐れがあるので、そこがすごく心配です。

 それでなくても「帰宅願望」が強い時期です。
 だから、「嫁が自分のために何かをしてくれている」と義母が感じてしまう場面を、極力減らす必要があります。

 したがって、洗濯は「我が家の洗濯のついで」にやってるだけだと強調、掃除も義母がいない時に済ませる…となります。

 どうしても義母がいる時に掃除しなければいけない場面では、「あら、ベッドの下に埃が。気になるからちょっと掃除機かけますね。あ、よく見たらこっちにも埃が。もうついでに全部掃除しときますね♪」てな感じで。

 トイレの掃除は、もうシンプルに、「お手洗い借りますね~」と言って入って、用を足すふりをして(本当にすることもあるけど(^_^;)、急いで掃除します。

 が、どうしても、「こっそり」できない作業があります。
 そう、整形外科(膝の電気治療)の通院の付き添いです!

 一人暮らしだった頃は、基本的に整形外科へは一人で行ってもらっていました。
 何十年も通い慣れた道だから、認知症でも迷わないんです。

 が、転居した今、もちろんそれは無理。
 施設から整形外科までは義母の足でも10分未満で行ける距離だし、ほぼ一本道で、分かりやすい道のりではあるのですが。

 3~4回私が付き添った時点で、義母は「一人で行ける」と言い出したのですが、「いや、まだ心配だから、もう少しお付き合いさせて下さい」と。

 で、次の付き添いの時に、試しに義母の少し後ろから歩いて見てたら、案の定というか、施設を出た瞬間にもう全然違う方向に行こうとしたりする(T_T)

 ちなみに通院の付き添いの私の「言い訳」は、前回も書いたけど、「夕方やってるウォーキングを、午前中に変更してお義母さんと一緒にやってるだけ」です。

 あと、さっきちらっと書いた「帰宅願望」について。

 前回、義母が「そろそろ家に帰ろうと思う」と言い出したと書きましたが、その後の職員さんの証言も合わせると、「一時的にここにいるだけで、そのうち家に帰れる」と、まだ思っているようなのです。

 義母とは直接、あるいは電話で、日に何度も会話しますが、「ここ(施設)におったら安心。ここに来て良かったわ」と言ったかと思えば、「毎日暇でテレビばっかり見てる。これやったら家にいるのと変わらへん」と言い出したり。

 「家に帰る」とまでは言わないものの、言葉のそこかしこに現状への不満や不安が見てとれます。

 居室に一人で長時間いるので、いろいろ考えすぎて、煮詰まってくるようです。
 何か趣味でもあればいいんですが、全くないらしいし…(夫にも尋ねたけど、家ではテレビを見てる姿しか見たことがないそう)。

 前回の記事をUPした後、2回、通院とは別に義母を外に連れ出しました。
 いずれも近所の公園だったり、スーパーだったりですが、とにかく少しでも気晴らしをしてもらわなければ。

 そんなこんなで、入居前は職員さんに「義母は一人でいるのが好きなタイプなので、基本的にほっといてあげて下さい」とお願いしていたのが、今は逆に「すみません、一人だと色々考えて思いつめちゃうようなので、できるだけかまってあげて下さい」とお願いする羽目に。

 職員さんたちも、居室への見回り回数を増やしたり、食事の時に積極的に話しかけたり、いろいろ配慮してくださっています。

 が、義母が新しい生活に慣れるまでには、そして私も慣れるまでには、まだまだ時間がかかりそうです(T_T)



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「そろそろ家に帰ろうと思うねん」

 前回の続き。
 義母がサービス付高齢者住宅に入居したのが3月30日(土)ですから、ちょうど1週間になろうとしています。

 これまでデイサービスは週1回だったのを、お風呂好きの義母の希望を叶えるため、週2回通ってもらうことになりました。
 施設でも週2回入浴しますので、これで合計4回を確保。
 ケアマネさんが頑張ってくれました!

 但し、デイサービスを増やしたことで、介護保険(要介護1)の単位がほぼ上限に達してしまい、ヘルパーさんに入ってもらえなくなってしまいました。
 掃除は私が、洗濯も基本的に私がすることになりました。

 とにかく最初の1週間、私にとっては大変ハードな日々でした。

 朝9時前後に施設に行って、義母の通院(整形外科で電気治療)の付き添い、居室やトイレの掃除、洗濯物を自宅に持ち帰って洗濯、合間をぬって役所や金融機関などで住所変更手続き(電話でできるものは電話で、郵送でできるものは郵送で、ネットでできるものはネットでしました)、ガスなどの停止の手続き、「引っ越しましたハガキ」の準備、などなど。

 今日(金曜)は午前中は通院付き添いと掃除と買い物、午後からは来客が2人。

 まず、地元の金融機関の担当者が施設まで来てくれました。
 定期預金を下ろす手続きと、住所変更の手続き。

 その約1時間後には、ケアマネさんが新たなケアプランを作成して持ってきてくれました。

 義母は金融機関の人にも、ケアマネさんにも、そして私にも、とても機嫌良く、饒舌で、「ここの職員さんも、くっくりさんも、良くしてくれて助かってる。本当にありがたい」「一人暮らしの時は、もしものことがあったらと不安やったけど、ここやったら私も安心、家族も安心」「もちろんお金はかかるけど、安心料」「私は何もせんと、全て皆さんにお任せ。贅沢言うたらバチ当たる」と。

 ケアマネさんを玄関まで見送った時、私とケアマネさんの二人だけで会話しました。
 ケアマネさんは「良かったです。お義母さん、ご自分の状況がちゃんと分かってらっしゃるようですね。体験入居の時は、ここを病院と間違えたり、混乱してらしたようなので…」と。
 私も、「最初は心配でしたが、思ったより早く馴染んでくれたようで、ホッとしてます」と。

 居室に戻って、義母としばらく話していたら、義母のお姉さんから電話が入り、そこでも義母は「もしものことがあったら一人暮らしでは不安だから入居した」「みんな良くしてくれてる。ありがたい。何も心配いらんよ」という趣旨の話をくり返していました。

 その後、私は帰宅して、それから夜の定時連絡(午後8時頃)を義母の携帯に入れました。
 以下、義母との会話。
 (ここから話は佳境に入ります)

 「お義母さん、今日はいろんなお客さん来たし、せわしなくて大変でしたね。でも引っ越し後の手続きもほぼ終わったし、もう落ち着くと思いますよ」
 「うん。ありがとう。でな、私、考えたんやけどな…」
 「何ですか?」
 「そろそろ家に帰ろうと思うねん」
 「……はい?」
 「ここにおっても、何か治療するわけやないし、家におるのと同じやから」
 「……はい?……」

 え?…え?…何これ?コント?夢?
 お義母さん、昼間と言ってること全然違うけど…。
 
 私はパニクってしまって、「いえ、家にいるのとは全然違うと思いますよ。もしもの時のことを考えると…。施設だったら何かあっても職員さんにすぐ対応してもらえますし…」と言うのがやっとでした(ていうか、これって昼間、義母が私やみんなに対して言ってた内容そのものですやん)。

 夫に電話を替わってもらったところ、20分以上、話し込んでいました。
 夫が言うには、義母はこんなことを言っていたそうです。

 「毎日一人でずっとテレビ見てて、これだったら家にいるのと同じ」
 「暇だし、いろんなことを考えてしまう」
 「病院にもほとんど行けてない」
 「薬も飲んでない」
 「一人暮らしの時みたいにもっと外出したい」

 夫は「何でも職員さんに相談してみ。向こうはプロやから、いい解決策見つけてくれるはず」というような話をしたそうです。
 義母も、夫に話を聞いてもらってるうちに、ちょっとは落ち着いたらしいです。

 ちなみに、「病院にもほとんど行けてない」は事実と違います。
 入居してから6日間のうち、3回、義母は通院してます。
 もっとも、以前は1週間のうち最大5日通っていたので、それと比べたら、「ほとんど行けてない」も間違いとは言えないかもしれませんが…。

 「薬も飲んでない」というのも違うと思います。
 施設側でお薬カレンダーをセッティングしてくれてますし、これは体験入居の時ですが、職員さんが義母をはじめ入居者さん一人一人に、食後にお薬を配っているのを私は見ています。

 やっぱり義母は急激な環境の変化で、頭が混乱してるのかな?

 外出については、慣れない道だし義母を疲れさせてはいけないと、私なりに判断して、今のところ病院の行き帰りのみです。
 あ、一度だけ、帰りに少し遠回りをして、二人で公園に桜を見に行きました。
 これからは、歩ける範囲でもっと「連れ回す」方がいいのかな?

 あと、夫が言うには、せっかく施設に入ったのに、私の負担がかえって増えていることも、義母の重荷になっているのかもしれないと。
 ケアマネさんたちに言っていた「くっくりさんが良くしてくれてありがたい」という言葉は、実はその重荷の裏返しで出たものかもしれないと。

 介護生活に入った当初から、私に対して義母は「いつもありがとう」「忙しいのに悪いなぁ」「無理せんといてや」と、口癖のように言い続けてきました。

 そんな時、私はいつも、「いや、当たり前のことしてるだけですよ」「本当に忙しかったら来てませんって。いつも私、はっきり言うでしょ。『明日は忙しいので行けません』とかって(笑)」「ええ、無理のない範囲でやらせてもらってますんで」と返してきました。
 病院の付き添いも、「夕方にやってるウォーキングを、時間を変えて午前中にやってるようなもんですから」と言ってます。

 私は本当に無理のないスケジュールでやってきたつもりですが(身体的よりむしろ精神的にしんどかった)、義母には、私が無理してきたように映るんでしょうか。

 病院の付き添いは、自宅住まいの頃はだいたい一人で行ってもらってました。
 転倒したとか、熱っぽいとか、気になる症状がある時にはもちろん付き添いましたが。
 義母も長年通い慣れた道だったので、一人でも道に迷うことはほとんどなかったです。

 今の施設から病院までは近いうえに、ほぼ一本道です。
 ところが、自宅から見ると、施設は病院を挟んで正反対の場所にあり、義母にとってほとんど馴染みがないエリアです。
 だから付き添いは必須です。

 が、義母が道を覚えるまでには長い期間がかかるだろうし(認知症が悪化して覚えられない可能性も大)、私の付き添いを負担に思った義母が、通院をやめると言い出す心配もあります。

 そもそも施設入りを検討し始めた時、義母の希望として、「他人にあまり干渉されたくない。家にいるのと同じように、一人でのんびりしたい」というのがありました。

 だからこそ、介護付き老人ホームのように、あれこれかまってくるようなシステムの所は避けて、あえて、食事の時以外は基本的にほったらかしのサ高住を選んだわけです(他に金額的な事情もありましたが)。

 が、今日の義母の話を聞いていると、実は、義母は本当は「かまってほしい」人なのか?と。
 いや、介護付き老人ホームに入ってたら入ってたで、「いちいち世話焼いてくるのでうっとうしい」と不満を言ってたかも?

 先ほどネットで調べたところ、実は、認知症を持っている人の多くが、入居後しばらくは新しい環境に慣れることができず、「帰宅願望」が強くなるそうです。

 多くの入居者がそうであるように、義母も好んで施設に入ったわけではありません。
 できるものなら、以前の一人暮らしを続けたい、でも、それはどうも難しいようだと理解し、義母なりに自分の心に折り合いをつけて、入居を決断したわけです。

 そこのところの歪みみたいなものが、今、表に出てきてしまっている状態なのかもしれません。

 何か今回、いつにも増して、とりとめのない文章になってしまったようで、すみません。

 とりあえず、明日にでも施設側にこのことをお話しして、ちょっと気をつけて義母の様子を見といて下さい、とお願いしようかなと思ってます。



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義母が入居完了しました!

 前回の続き。
 ツイッターで先駆けてつぶやきましたように…
 3月30日、義母のDホームへの入居、何とか無事に完了しました。


 特に入居日(引越日)の前日がもう本当にハードスケジュールでした。

 まず契約にまつわる手続きがたくさんあって、Dホームだけでなく、建物の会社(Dホームは運営をしているだけで建物は別会社)、訪問介護の会社、薬局、あと1つ何だったか忘れましたが、とにかく5カ所との契約を結ばないといけなくて、書面がもう山のように。
 その説明を受けるのと、記入&捺印していくだけで1時間以上。

 その後、家具の搬入と、家電の搬入。
 家具はすんなり届けてくれましたが、家電は時間通りに来てくれなくて、その後の予定が全て後ろ倒しに。

 3月はたまたま私が義母の名代で義母宅一帯の土地代を集める当番だったので(義母宅は借地に建っている)、ちょうどいい、引越の挨拶もしようということで、夕食前の午後5時台までには集めに回れると思っていたのが、私がDホームを出たのがなんと6時過ぎ。

 そこから義母宅に速攻で向かって(近いんですけどね)、義母とともに近所を回り、土地代集め&引越の挨拶(粗品進呈)、それから別途、町会長さん宅にも挨拶に行き、最後に地主さんに集めた土地代を納めに行って挨拶。

 そこからまた義母宅に戻り、引越の荷物を最終確認したら、「前回この位置に置いた物がなくなってますやん!」って事態が立て続けに起きてしまって。

 義母は義母なりに考えて整理し直したようなんですが、こちらは、たとえば「現地に着いたら、まず最初に必要なのは義母の上履きだから、それは義母のいつも持ってるこのカバンに入れておいて、車に乗る時に持ってもらう」とかいうのを考えてセッティングしたあったのに、もうぐちゃぐちゃになってて…(T_T)

 気を取り直して、やり直して、「もうこれで完璧に準備できたので、お義母さん、もう触らなくて大丈夫ですからね(^_^;」と念押し。
 そうこうしてたら、もう午後8時前。
 自宅ではお腹を空かせた夫が待っていました。
 さすがに事情は分かってるので、怒ったりはせず、「ご苦労さん」。

 そして、当日。
 ワゴンを出してくれた義弟(次男)はさすが公務員というか、指定通りの時間に義母宅に到着。
 荷物も幸い、1回で全部積むことができました。
 場合によったらDホームまで、もう1往復してもらわないといけないかなと思ってたので。
 計算外だったのは、雨が降り出したのが天気予報よりも1時間ぐらい早かったことでした(T_T)
 
 あ、もうひとつ計算外だったのは、前日に「お義母さん、もう触らないでね」と念押しした荷物を、また義母なりに触ってしまったらしく、義母に持たせたカバンに入っているはずの上履きが、また別のどこかに行ってしまってたことです。
 みんなで探して、幸い、すぐに見つかりましたけども…。

 とにかくバタバタしましたが、まあ義母でなくても、引越なんてもともとそんなもんですよね。
 想定外のことが起こりがちというか。

 で、入居した次の日(日曜)、朝・昼・夕と3回、義母の携帯に電話しましたが、特に問題なく、元気に過ごせているようでした。

 ただ、義母は、何か困ったことが起きても、よほどのことがない限り、気を使って私には話してくれない人で、その性格は施設に入っても変わらないだろうから、施設側とも緊密に連携を取りながら、家族として速やかにフォローができる態勢を取っていきたいと思います(←政治家みたいなセリフ(^_^;)。

 施設側で服薬管理もしてくれる、これだけでもすごくありがたいです。
 今までみたいに「お義母さん薬飲みましたか?」「飲んだよ」「飲んだつもりで飲めてないこともあるので、もう一度確認して」「分かった。見るわ」←結局飲めてない…という不毛なやり取りが必要なくなっただけでも、私はどんなに気が楽か。

 今後のことですが、まずは、できるだけ早く役所に行って、住所変更の手続きを行わないといけません。
 4月の第1週の役所なんて、そりゃもうあなた、地獄のように混むのは分かってるけど、何せこの手続きを済ませないと、次の手続き(金融機関などの住所変更等々)に進めないので…。



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「要る?要らん?どっち?!」

 前回の続き。
 引き続き、義母のDホーム(サービス付高齢者住宅)入居準備。

 興味のない方、本当にすみません<(_ _)>
 同じ境遇にある方(将来なるかもしれない方も含め)のお役に立てるかもしれない、という気持ちもあって、書いています。



★100円ショップで購入
・軍手
・ガムテープ
・梱包クッションシート
・荷造り紐
・ゴミ箱
・座布団(これのみ200円)
・タンスシート(防カビ・抗菌・防臭)
・ハンガー(数本組)
・トイレのブラシ
・トイレのブラシを収納するやつ
・トイレの洗剤
・バケツ
・雑巾(3枚セット)
・食器洗いスポンジ
・布巾(4枚セット)
・洗面器(体験入居のとき購入したやつは、我が家がもらってしまったので新たに購入)
・ビニール袋(45ℓ)

 タオルは100円ショップのは肌触りがいまいちなので、別の安売りのお店で買いました。
 1枚あたり150円~200円。


★ネットで購入
・シンク用の折りたたみ式水切りラック
・フタ付きの水切りかご(食器収納用。3食付きで食器はあまり必要ないので食器棚は買わなかった)
・トイレットペーパーホルダー
・シューズボックス(4足分。使わない時は平たくたためる)
・折りたたみテーブル(高さ変えられる物)
・折りたたみチェアー(義母はベッドを椅子替わりに使う人なので必要ないが来客用に)

 いずれもAmazonです。
 テーブルは直接業者とやり取りして、入居日の前日(契約日)に届けてもらうことになりました。


 この週末は、義母宅で荷造りの大半を済ませました。

 義母には、あらかじめ「持っていく物、捨てる物、判断できない物(保留でいちおう空き家に置いておく物)など、だいたいでいいので分けておいて下さいね」と何度かお願いしました。
 他のこと…、買い物や事務手続きは私が代行できますが、こればっかりは私にはできないので。
 が、義母は「そう言われても、どうしたらいいか分からへんねん」。

 結局、当日まで手つかず状態で、1からの作業に。
 しかも、衣類だけでも洋服ダンス2つと整理ダンス(ハイチェスト)1つの、計3つも。

 選り分け作業はかなり大変でした。
 もう最後の方は、お互い疲れてきて、「はい、お義母さん、この服は要る?要らん?どっち?!」「要らん!」と、クイズみたいになってました(^_^;

190325nimotu.jpg

 結果、Dホームに持っていくのは、衣装ケース1つ、段ボール3つ(1つは引越当日に入れる物があるのでここには積んでません)。
 一番上の白いのは食器の水切りカゴです。
 現在空っぽの状態で、引越当日、持っていく食器を入れます。
 コップ、湯呑み、急須、お箸、スプーン、フォーク、小さめのお皿、その程度ですかね。

 今回捨てた物は、45ℓのビニール袋4つ分です。
 本当は捨てる物はこの倍程度の量になったのですが、ゴミ屋さんがそんなたくさんいっぺんに持って行ってくれるか心配になったので(義母宅の場合、集積所ではなく自宅前に出す)、残りは空き家になってから、私がゴミ収集日に少しずつ出すことにしました。
 実は4つでも持っていってくれるか心配で、2つは私が自宅に持ち帰り、自宅マンションの集積所に出すことにしたという。

 いよいよ30日(土)が義母の入居日です。
 まだまだやることがたくさん控えてるけど、ゴールは近い。
 頑張るぞー!

 …って、本当は入居してからも、住所変更の手続きなど、いろいろやることあるんですけどね(T_T)
 ちなみに住民票は同一区内の引越の場合は、引越後でないと届け出はできないそうです(大阪市のHPによる)。

 あ、もうひとつちなみに、契約結ぶ際に、本人と連帯保証人の印鑑証明が必要なので、委任状を用意して役所に行ったら、委任状は不要でした。
 実印も不要で、印鑑登録証と代理人(窓口に来た人間=私)の認印だけでOKでした(大阪市の場合。他の自治体は分かりません)。



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入居準備でバタバタ

 前回、義母がDホーム(サービス付高齢者住宅)への入居を決断してくれたことを報告しました。

【今後、入居まで、事務的な手続きやら引越やらで忙しくなりますが、今までのような「先が見えない忙しさ」ではなく、「目的に向かっての忙しさ」なので、全く苦にならないと思います】

 と、その時は書きましたが、いや~、やっぱりしんどいです。
 想定外のこと、細かな面倒なことが、いろいろ起きてます。


 以下は、前回の記事から今日までに行ったこと。

・Dホームに入居を決断した旨報告
 (賃貸契約を結ぶために、近いうちにまず入居日を設定してほしいと要請あり)
・ケアマネージャーさんに入居を決断した旨報告
 (Dホームとも相談し、ケアプランを組み直しましょうとのこと。連絡待ち)
・これまで見学してエントリーしてきたホームにお断りの連絡
・次男(義弟)に入居を決断した旨報告
 (引越時に車を出してくれることになった。日程について連絡待ち)
・主治医に「診療情報提供書」を書いてもらうよう依頼
 (紹介状みたいなもの。数日後受け取りに行った)
・義母宅の土地代の支払い方法変更について地主さんに相談
 (4月分から銀行振込に変えてもらうことになった)
・土地代集金についてご近所さんにお願い
 (集金は毎月町内で持ち回りでしてきたが、義母(実質私)を係から外してもらうことに)
・町内会費についてご近所さんに相談
 (来年度から支払わなくてOK?今月末に隣家の方が町会長宅に連れてってくれる予定)
・ご近所さんに渡す「御挨拶」(粗品)の購入
 (百貨店にて1000円程度の品×人数分)
・義母の預金の整理
 (定期預金を普通預金に移す作業。義母本人の書類記入が必要でちょっと苦労した)
・家電の購入準備
 (近隣の家電量販店に下見。工事不要の物なら全部まとめて指定日に一括配送可能とのこと)
・家具の購入準備
 (ネット購入も考えたが質感が分からないので、近隣の家具店に下見。在庫ない場合は1週間で取り寄せ可能とのこと)
・寝具など購入
 (敷きパットやタオルケットなど、かなりくたびれてるので新たに購入)
・段ボールの手配
 (わが家に数個あるが足りないため、近所のドラッグストアとスーパーに交渉。スーパーでもらうことができた)
・義母宅の不要な物の選り分け
 (義母宅はしばらくは空き家で置いておくので、不用品もそのまま置いておいてもいいが、本人の意思がしっかりしているうちに処分できるものはした方がいいので。でもまだほとんど進んでない)


 車を出してくれる次男の日程がなかなか決まらないのが痛いです。
 それが決まらないと引越の日(入居日)が決められない。
 したがって施設側との契約締結もできない。
 したがって家電や家具の搬入日も決まらない。

 あと「町内会費」は盲点でした。
 私は賃貸マンション暮らしで、そういうのとは一切無縁で来たからです。
 土地代の件で話をしている時に、ご近所さんから「で、町内会費はどうするの?」と聞かれて、初めて気づきました。


 ちなみに預金の整理にあたっては、まずはDホーム側に月々の支払い方法を確認。
 「金融機関から毎月○○日に引き落とさせてもらう方式です。銀行でも信金でも信組でもどこでもいいです」とのこと。

 義母は大手のA銀行と地元のB信組と取引があります。
 うち、B信組にはかなりの額の定期預金が。
 最初はB信組の定期を全部下ろして、A銀行に丸ごと移そうかと考えてました。
 A銀行には年金の大半が振り込まれてるし、義母のATMカードも預かってるし、私自身もA銀行利用者だからです。

 が、義母はB信組とは大昔からの付き合いで、B信組の人たちも義母のことをよく知ってくれていて、頼めば家に来てくれるなど融通も利きます。
 あと、公共料金などの引き落としもほとんどB信組でやってます。
 ので、この際、Dホームの利用料もB信組から引き落とすという形にしました。

 B信組の担当者に義母の現状を話した上で、定期預金の全てを普通預金に移す手続きをお願いしたところ、今年秋と来年夏に満期になる比較的大口の定期があって、しかも金利がわりと良いので、それは置いておいた方がいいと勧められました。
 もしもの時は本人立ち会いのもと代筆も可能だというので、じゃあそうしますと返答。

 来年夏まで義母が意思表示できる状態を保てるかどうか、ちょっとそこが怖いというか、何とも言えない状況なので、今年秋の定期が満期になる時に、その分も一緒に解約するかどうか判断しようと思ってます。

 「義母本人の書類記入が必要でちょっと苦労した」というのは、義母は文字はいちおう書けるのですが、小さなスペースに書くのが大変苦手で(眼鏡を使っても難しい)、特に所定の用紙の金額を書く欄、小さな□の部分に文字を書いていくという作業がかなり大変なんです。
 どうもうまくいかないので、結局、信組の人が鉛筆で薄く下書きをして、そこを義母になぞってもらいました。


 以上の作業プラス、普段の義母の介護ももちろん同時進行です。
 介護と言っても別居介護なので、週3回ほど義母宅に行き、お薬や備品や食材のチェックが主な内容ですが。

・お薬チェック
 (相変わらず朝のお薬=認知症の薬が飲めてない)
・冷蔵庫の古い食品チェック
 (そこらの棚にも突っ込んでることが多いのでそこもチェック)
・ゴミ捨ててるかチェック
 (次のゴミの日が遠ければ持ち帰ってこちらで捨てる場合も)
・洗濯してるかチェック
 (あまりに溜まっていたら一部を持ち帰ってこちらで洗濯)
・トイレの汚れチェック
 (便座カバーが汚れても自分ではなかなか替えない)
・トイレットペーパーや石けんなど生活用品の備品チェック
 (なくなったらなくなったままで放置するので)
・家の灯りを全部つけて、切れてないかチェック
 (電球が切れたら切れたまま放置するので)
・留守電に不審な電話がないかチェック
・携帯に不審な電話やメールがないかチェック
・携帯が正常に作動するかチェック
 (たまにいらんとこ触って呼び出し音量がゼロになってたりする。そうなるといくら電話しても出てくれない)
・デイサービスの準備チェック
 (バスタオルや下着など。なかなか自分では準備できない)


 義母の場合、認知症の症状に「波」があるので、気が抜けません。
 その日はクリアでも、次の日はどうなってるか分からないんです。

 今日も朝、電話した時、「今から整形外科に行く」と言っていたのに、GPSで確認すると自宅から動いておらず、「あ、携帯を持って出るの忘れたかな」と思ってたら、整形外科から「お見えになってません」と電話が…(予め私の方から「今日義母にお薬の処方箋お願いします」と頼んでおいたのが、本人が来なかったので連絡をくれた)。

 それで慌てて携帯に電話したら、家にいて、どこか具合が悪いという様子でもなかったので、ひとまず安心。
 が、やはり気になって、義母宅に直接様子を見に行ったら(整形外科に寄って処方箋もらって薬局で薬もらって、その足で)、何かちょっと様子がおかしい。
 「今日、お寺さんが来る日なのに、来ない」と。

 「お寺さんが来るのは22日ですよね? 私、こないだお義母さんから直接そう聞きましたよ?」と返すと、義母は「その日にはもう私、『入院』してるやろ?だから今日に替えてもらった」と。
 「いやいや、『入居』の日程はまだ未定ですよ。ほんとに今日に替えてもらったんですか?」
 たぶん義母の勘違いなのだが、念のため、お寺さんに連絡。
 そしたら、やっぱり来てもらう日は22日でした。

 今日は悪い「波」の日でした。
 昨日会った時は、とてもクリアだったんですけども。
 とにかくこういう感じで、「波」が激しいのが気になります。

 認知症のお薬をちゃんと飲んでくれてれば、こういうことも少しは減ると思うんですが、なかなか飲んでもらえてません。
 まあでも、服薬については、今後、施設に入ればちゃんと対応してもらえるので、その点だけでも私としては助かります。


 入居の準備に話を戻して、いま一番気がかりなのは、先ほど書いた、義弟の日程が決まらないことです。
 こちらが無理に頼んだのではなく、自分から「車(ワゴン)出しますよ」と言ってくれたので、ドタキャンってことはおそらくないとは思いますが…。

 でも、仮にそうなったら大変です。
 引越シーズンだから、引越屋さんに頼むのは無理でしょう。
 「引越難民」の報道もされてるぐらいだし。

 なので、万一に備え、近隣のレンタカーの予約状況などをチェックしています。
 でも、私はワゴン系の車の運転ってしたことない、ていうか数年間、車自体、運転してません。
 かなり不安ではあるけど、まあ距離は近いし、大丈夫かな…(夫は車の免許は持ってません)。


【追記 3/18 22:00】
 義弟にメール送ったら連絡ありまして、入居日(引越日)が決まりました。
 3月30日(土)です。
 これでまたいろいろと前に動き出せます(^▽^)




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