
親戚関係で失敗
義母が施設(サービス付高齢者住宅)に入居して半月以上が過ぎました。
ここ数日の出来事はツイッターに書きました。
3月末に施設に入居した認知症の義母に古いアルバムを見せたら、大変喜んでくれた。夫の小学校入学の日の写真とか、私も見ていて楽しい。明日は私たちの結婚式のアルバムを持っていき、この親戚の方は誰ですか?等々、教えてもらおうと思う。結婚式でしか会ってない夫側のご親戚が多数いるので(^^ゞ
— くっくり@六四天安門事件 (@boyakuri) 2019年4月16日
義母と結婚式の写真を見よう…とか言ってたけど、とんでもなかった。目が充血してて、眼科連れてったら2時間待ち、結膜炎。症状軽め。施設に戻ったら午後1時半、お昼食べてもらって、私はその間に常駐の看護師さんに病状と薬説明、居室掃除、そんなこんなで今帰宅したとこ。遅いお昼ご飯食べます(^^ゞ
— くっくり@六四天安門事件 (@boyakuri) 2019年4月17日
今日は義母の結膜炎『騒動』でバタバタしたけど、一番辛かったのはむしろ、待合室の会話で出た、義母のこの言葉。「もうあの家(自宅)に帰ることはないんやろなぁ…」。私は「そんなことないですよ。今の施設であんまり酷い対応されたら、お家に戻ってもらいますよ」と返すのが精一杯でした。
— くっくり@六四天安門事件 (@boyakuri) 2019年4月17日
続き)すると義母は、嬉しいような残念なような笑みを浮かべて、「それがなぁ、みんなすごく良くしてくれてるんや。意地悪する人なんか、だーれもおらん」。私は「それは…、いいことですね」とまたしても返すのが精一杯。義母はまた笑って、「そうや。文句言うたらバチ当たるわ」。切ない。
— くっくり@六四天安門事件 (@boyakuri) 2019年4月17日
結膜炎も想定外でしたが、これより少し前、これも想定外といえば想定外な出来事がありました。
義母の親戚関係とのちょっとしたトラブルです。
順序立てて説明すると…
義母が施設に入居した後、私は次のことをしました。
・義母宅(空き家)の固定電話の留守電に、「引っ越しました。ご用の方は、以下の電話番号におかけ直し下さい(私の携帯番号)」という内容のメッセージを入れておいた。
・その数日後、義母の名代で、「引っ越しました」ハガキを作成して、親戚に送付した。
ハガキには、最低限のことしか書きませんでした(理由は最後に)。
「このたび転居いたしました」「お近くにお越しの際は、お気軽にお立ち寄りください」といった定型文と、義母の新住所と携帯番号を記しました。
元気にしていることが分かるよう、施設近くの公園に桜を見に行った時の、義母の笑顔の写真を添えたレイアウトにしました。
……さて、義母にはお姉さんが二人いるのですが、そのうちのお一人、義母のすぐ上のお姉さん(夫の伯母さん)から私の携帯に連絡が来ました。
空き家の固定電話にかけて、留守電を聞いたそうです。
「引っ越しましたハガキ」は作成中で、まだ郵送していなかった時期でした。
「あなたお嫁さん? 昨年末から忙しくて、妹とは連絡を取ってなかった。久しぶりに妹の家に電話してみたら、引っ越したって、どういうこと?!」と強い口調で言われました。
「妹はどこか悪いの?なんで施設なんかにいるの?!」
です・ます調ではなく、本当にこういう感じの言葉遣いです。
敵対的でギスギスしてる。
どうも「長男夫婦(私と夫)が無理やり施設に放り込んだ」と思い込まれているようでした。
私はこのお姉さんとお会いしたのは、夫との結婚式の時だけです(他のご親戚の大多数もそうです)。
夫は毎年年賀状を送っていますが、とにかく私とは一度しか会ったことがない。
だから誤解するのも(私を鬼嫁のように思うのも)無理はないと思います。
私はこのお姉さんに、事情をはっきりと説明しました。
義母は一昨年から転倒事故が相次いでいたこと。
昨年初めに認知症と診断されたこと。
同居の話を持ちかけたが、本人が「気を使うのも使われるのも嫌」と拒んだこと。
昨年末に、本人、長男夫婦、次男夫婦、みんなで話し合って、施設入りに向けて動き出したこと。
本人も納得した上での決断だったこと。
入ったのはサービス付高齢者住宅で、いわゆる老人ホームよりも自由度が高く、今もそこから行きつけの整形外科へ通っていること。
などなど。
すると、少しは口調が丁寧になりましたが、果たして誤解が解けたのかどうか…。
「後日、本人に直接電話します」と私に告げて、電話は切れました。
その予告通り、このお姉さんは翌日、直接義母の携帯に電話をしてきました。
偶然にも、ちょうど私が施設の義母の居室に来ていた時でした。
電話を取った義母は、「元気でやってるよ。一人暮らしより、ここにいたら安心。職員さんもお嫁さんも良くしてくれてるよ」と話していました。
向こうの声は聞こえませんでしたが、義母が直接そう言ってくれたので、向こうも少しは理解してくれたんじゃないかと思います(思いたい(T_T))。
「引っ越しましたハガキ」を送付して数日後には、義母の義理のお姉さん(義母のお兄さんのお嫁さん)からも、私の方に電話がありました。
この方は物腰は優しかったものの、やはり私に対しては懐疑的な感じで、質問を次々に投げかけてきました。
もちろん私は先日のお姉さんと話した時のように丁寧に説明しましたが、こちらも果たしてご理解いただけたのかどうか…。
夫がいる時だったら電話を替わってもらうんですが、皆さん平日の朝や昼間に電話してこられるから、当然、夫はいません(T_T)
入居前に、やはり根回しをしておいた方が良かったんでしょうか。
ただ、義母曰く、実の兄弟姉妹を含め、親戚とはここ数年は全く行き来はなく、用事があればたまに電話がかかってくるだけ、こちらから特に電話することもなく、冠婚葬祭でしか顔を合わせないと。
年賀状も、向こうは送ってくるが、こちらは文字を書くのももうしんどくなってきたので、数年前から送っていないそうです。
施設入りの話が持ち上がった時も、「(兄弟姉妹に)別にわざわざ相談することはないよ」と言われたし、それどころか引っ越し後も、「引っ越しましたハガキ?そんなの送らなくてもいいよ。心配かけるだけやし」と。
おそらく、弱ったところを見せたくない…という気持ちが強かったんだろうと思います。
「いや、お義母さん、さすがにそれは…。いつかはお知らせしないと。早い方がいいですよ。何年も経ってから『実はだいぶ前に引っ越してました』ってなったら皆さんびっくりするし、何で教えてくれなかったんだって怒られますよ」
「よけいな心配かけたくないなら、ひとまず新しい住所と携帯の番号だけでもお知らせしておきませんか」
と義母を説得して、「引っ越しましたハガキ」を作成、送付したのですが…。
留守電にしても、ハガキにしても、今となっては、何かもっと他に上手いやり方があったのではないかと思います。
が、後悔先に立たず…(T_T)
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