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体験入居終了

 前回の続き。
 Dホーム(サービス付高齢者住宅なので「ホーム」ではないけど、便宜上そう書きます)での義母の体験入居、無事に終わりました。
 2泊3日でしたが、義母にとっては長かったんじゃないかと思います。

 お風呂は2日続けて入れました。
 義母は毎日入浴する習慣があるので、ありがたかったです。
 いつもは夜、寝る前に入ってるんですが、ホームでは夜に入れることはほぼありません。
 それは仕方ないことで、義母も「贅沢言うてられへん」と諦めてました。

 前回作った「持ち物リスト」は完璧でした。
 行ってみて何か足りない物があったら、家に取りに帰るか、そのへんで買おうと思ってたんですが。
 タオルやティッシュやゴミ箱は用意してくれてたし、ちょっとした棚も置いてくれてありました。

 初日は朝からいつもの整形外科に義母を連れていって、その足でDホームに向かい、11時ぐらいに着きました。
(整形外科から義母の足で徒歩10分ほど)

 施設長に居室に案内され、その後、別のスタッフが薬を取りに来てくれました。
 毎食後の薬を管理してくれるそうです。
 予めこちらで、各食ごとにジップロックに小分けした袋を準備していたので、それをお渡ししました。
 4種類もある目薬も、処方箋(薬の説明が書いてあるやつ)があると申し出たら、それに基づいて、食事の時に飲み薬と一緒に持ってきて、義母に差すよう促してくれることになりました。

 12時から食堂で昼食。
 私は義母の隣りに座らせてもらって、スタッフの様子や、他の入居者の様子を見てました。
 フロアにいるスタッフは4人ぐらい、他に看護師さん1人。
 入居者は自立の方から車椅子の方まで、いろいろでした。
 介護度の幅はけっこう広そうです。

 義母は食事を完食しました。「おいしかったよ」と。
 食べ終えた頃に、タイミングよく、スタッフが薬を持ってきてくれました。
 私たちが食堂にいる間、10数人の入居者が入れ替わり立ち替わり食事に来てましたが、他の人の薬もタイミングよく持っていってました。
 フロアの隅っこにロッカーがあって、あるスタッフがそこを開いた時、私がめざとく見たら、各入居者のお薬カレンダーがずらーっと、吊ってありました。

 私は3日間、毎朝ホームに行きましたが、他の入居者と話す機会もありました。
 必ず尋ねたのは、「ここに住まれてどのぐらいですか?」。
 80歳ぐらいの女性は「まだそんなに経ってない。8カ月ぐらいですよ」。
 やはり80歳ぐらいの男性は「うーん、いつからやったかな。2年ぐらいおるかな」。
(よく考えたらDホームはできてまだ3年程度なので、あまり参考にならない?)

 サ高住なので基本的にほったらかしですが、朝・昼・夕食の時に居室に呼びに来てくれるのと、夜の見回りと、義母によればそれ以外にも気遣って時々、居室に声をかけに来てくれたそうです。

 洗濯はこちらでするという段取りに当初はなっていましたが、初日も2日目もしてくれてありました。

 できるだけ普段どおりの生活をしてもらいたいので、2日目の朝も、いつもの整形外科に一緒に出かけました。

 初日と2日目、私は自宅に帰った後、夕方4時頃と夜の8時頃に、義母の携帯に電話しました。
 その都度、何か困ったことはないか、問題はないかと聞きましたが、「全然問題ないよ。親切にしてもらってるよ」と。

 そんなこんなであっという間に3日目の朝。

 義母を居室に迎えに行こうとすると、施設長が「ちょっとお話いいですか?ご本人がいると話せないこともあるので」と。
 「2日間見させてもらっただけですが、その中でこちらが気づいたことを言いますと、お義母さんはやはり転倒のリスクがけっこうあるようです。歩行器や手すりにつかまってたら大丈夫ですが…」。

 また、その時に初めて言われたのですが、初日に失禁(小)があったそうです。
 「こういうことはこれまでにもありましたか?」と聞かれ、私は「いえ、私の知る範囲では…。あ、昨年夏に、ちょっとお腹の調子が悪くて…、ということはありましたが、その一度だけです」。
 「そうですか。でも今後はそういう方面でのケア(おむつ等)も考えていかれた方がいいかもしれませんね」。
 もしかしたら、慣れない環境で緊張して、というのもあったのかもしれません。

 話を終えて、居室に行って、「さあ帰りましょう」と声をかけると、義母が「今度いつ来るん?」と。
 私がきょとんとしてると、「検査の結果、いつ聞きに来たらええの?」。
 後で思い出したのですが、体験入居前に施設長から、「お風呂に入る前にはバイタル(血圧など)測らせてもらいます。体調に問題があってはいけないので」と言われてありました。
 どうやら義母はそれを「検査」と思ったようでした。

 実は、義母は体験入居期間中、私との会話の中で、「入院」とか「病院」と何度か言ってて、私もその度、「いや、ここ病院じゃないですよ」「入院じゃなくて入居ですよ」と訂正してたのですが…。
 バイタルの他に、スタッフの中に白衣や白衣っぽい服装の人が複数いたから(常駐の看護師さんも含め)、それも勘違いの原因かも。

 かと思えば、ホームを去る時、施設長との挨拶の中で、今度はデイサービスと間違ってて、「また来週よろしくお願いします」と。
 施設長が、「ちょっと混乱されてるみたいですね」と私に耳打ち。
 やっぱり環境の変化のせいかしら?
 余力があれば、いつもの整形外科(自宅への帰り道にある)に寄って帰る予定にしてましたが、さすがに義母も疲れてたらしくて、「今日はもう寄らんと真っ直ぐ帰るわ」と。

 帰り道、2人で歩いていたら(私は荷物満杯の自転車、義母は歩行器)、前からご近所さんがやって来て、「あら、どうしたん?荷物いっぱいで」。
 義母は笑顔で「検査入院しててん」。
 え?え!?…(ほんでまた「デイサービス」が「検査入院」に戻ってる(^_^;)
 「ち、違いますよ~、検査も入院もしてませんよ~」と私は慌てて否定。
 『ホームの体験入居からの帰り』って正直に言うのもどうなんだろう?と思って、それ以上は言わなかったけど、後で義母が言うには、このご近所さんは口が軽い人だそうで…。
 変な噂が立たないか心配です。

 義母宅に到着した後、冷蔵庫が空っぽなので私が近所のスーパーに買い出しに行ってきました。
 戻ってきた時点でまだ朝の10時過ぎだったのですが、そこから2時間ほどずーっと義母と喋ってました。
 今に始まったことではないですが、同じ話(昔の思い出話など)が10分おきぐらいに回ってきて、それが3周も4周も。
 義母はその話を私に初めてすると思い込んでるので、私も毎回初めて聞いたような感じで相づちを打つのですが、3周めぐらいになると、さすがに生返事に…。

 肝心の、Dホームへの入居をどうするかですが、まだ義母とちゃんと話せてません。
 この時(体験入居最終日の帰宅後)は、義母も疲れているだろうし、自宅に帰ってきてホッとした時でもあったので、私からはその話はしませんでした。

 私としては是非とも入居してほしいところなのですが。
 スタッフは皆さん明るくて、親切で、きびきびしていて、建物も新しくて、廊下も食堂も広いし、特に問題は見当たりませんでした。
 強いて言えば、最終日の朝、私が来た時に、施設長が「すみません!今朝お薬飲んでもらうの忘れました」と。
 まあ、そういう時もあるでしょう。
 むしろ隠さず正直に申告してくれたことに、好感を持ちました。

 体験入居中に部屋で義母と過ごした時、2日目でしたか、けっこう長く、入居に向けての話はしたのですが、その時は義母は真剣な表情で、「そうやな。今までワガママ通してきたけど、もう覚悟決めんとあきませんな」と複数回言ってました。
 「覚悟決めんとあきませんな」という言い回しが、妙に義母らしくなくて、印象的でした。
 ああ、やっと一人暮らしはもう限界だというのを自覚してくれたのかなと。
 でも体験入居最終日の混乱の様子を見てると、その発言自体、もう忘れてるかもしれません(T_T)

 実は混乱は次の日も続き、朝、電話を入れたら、「昨日(Dホームから)靴を間違えて履いて帰ってきた」と。
 見に行ったら、その靴は確かに義母の靴です。
 でも本人が納得しないので、Dホーム側に電話を入れて、ひととおり説明し、「そちらで、靴がなくなったと言われてる方はおられませんか?」と。
 返答はやはり「別に異常はありません」と。

 そのやりとりを聞いて、義母もいちおう納得はしたのですが、でも靴の履き心地が違うので気持ち悪いと。
 そんなこんなで、その靴も古くなってたことだし、ちょうど良い機会ってことで、近くの馴染みの店に新しい靴を買いに行きました。
 まあそんなこんなで、こちらも神経持たないというか、もう限界近いです。

 この週末、夫に一緒に義母宅に行ってもらって、説得してもらうことになりました。
 ただ、夫は「説得はするけど、本人が嫌がったら無理強いはできんやろ」と。
 「いや、現時点ですら、環境が変わったらあれだけ混乱してしまうのに、先送りしたらどうなる?もっと難しくなるよ」と返すと、「その時は強制収容やな」と。
 「いやいや、そうなったら本人もっと可哀想でしょ」と返すと、「うーん…」。

 とにかく最大のヤマ場を迎えています。
 夫に何とか頑張ってもらうしか…。
 私が何を言っても、義母は「暖簾に腕押し」って感じなので。



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頑張ってくっくりさん

お母様、いよいよ入居が近づいてますね。くっくりさんの奮闘には頭が下がります。
私は祖母(90)と二人暮しですので何となくご苦労も分かるのですが、物忘れが無いだけ救われてます。
悔いなく過ごされてください。

No title

まこまこたんさん、ありがとうございます。
認知症ではおそらくどなたでもそうなのでしょうが、毎日のように想定外のことが起きるため、とにかく気が抜けません(^_^;
お祖母様、どうぞ大切になさってあげてくださいね。

No title

やはり環境が変わると混乱してしまうみたいですね。
施設長さんのお話を読むと一人暮らしはもう無理なんだろうなぁって
感じですね。
お薬の忘れの正直な申告は私も安心します。
下手に言い訳や隠されるよりよっぽど好印象ですよね。
とにかく話し合いが上手くいきますように。

No title

るるるさん、ありがとうございます。
転倒のリスクはやっぱり一番怖いですね。実際に何度も転倒して、救急搬送も3回されてるわけで(うち1回は未遂というか、いったん救急車に乗ったが、自宅前だったので、応急手当だけしてもらった)。
本人はそこは喉元過ぎれば…でしょうか、あまり深刻に受け止めてないように見えます(T_T)

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No title

2019-03-17(18:32)さん、ありがとうございます。
義母は今も「入院」と言ってます(^_^;
「入居」という言葉がスッと出てこないだけで、病院に入るのではないことは理解しているようです。
なお、「管理者にだけ表示を許可する」にチェックを入れてコメントをいただいた場合、こちらでそれを「公開」することはシステム上できませんので、お含み置きください<(_ _)>
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