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ノーヒットノーランの難しさ

 テニスの錦織圭選手が世界ランク9位になったり、サッカーW杯日本代表メンバーが発表されたり、スポーツ界は大賑わいですが、今日はあえてこの話題。

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ダルビッシュ、またもあと1人=今季最多12奪三振-米大リーグ(時事 2014/05/10)

 ダルビッシュ投手が、昨年に続いて、またあと1人というところで快挙を逃しました。

 ダルやん(わが家でのあだ名)は試合後、こう言ってました。

 「2回目なので、こういうピッチングを多くして、『あと1人でできなかった世界記録』をつくって伝説になりたい」

 世界記録云々はともかくとして、ダルやん以上に悲運の選手が実際にメジャーにいたそうです。

 それは、元ブルージェイズのデーブ・スティーブ投手。

 日曜の夜にフジテレビ「すぽると!」でやってたんですが、このスティーブ投手は、過去に3度も、9回ツーアウトで打たれて快挙を逃しているそうです。

 但し、4度目で悲願のノーヒットノーランを達成したそうです!

 ダルやんも、めげずに頑張れ!(^▽^)
 
 そういや、日本のプロ野球界にも、ダルやんの上を行く「あと1人でできなかった」を3度やってる現役投手がいますね。

 そう、西武の西口文也投手です。

 プロ野球好きならよく知ってると思います。

 なんせ、夫は、ダルやんがまたノーヒットノーラン逃したというニュースを聞いた瞬間、「西口病にかかっとる!」と言ったぐらい(^^ゞ

 ところで、Wikiのノーヒットノーラン達成者一覧(日本プロ野球)を見てたら、ちょっと不思議なことに気づきました。

 2012年には達成者が3人いるんですが、その前は2006年まで遡らないと達成者がいない。
 あと、1978年の今井雄太郎投手から85年の郭泰源投手の間も達成者がいない。
 何でだろ?ただの偶然?

 ノーヒットノーランはもちろん実力がないと難しいけれども、実力がありさえすればできるというものでもなく、運にも大きく左右されますよね。

 たとえば、2000年から2001年に近鉄バファローズに在籍したエルビラ投手が、2000年6月20日にノーヒットノーランを達成しました。

 実はエルビラという人は、失礼ながら、さほど大したピッチャーではなかったんです。

 彼が記録を達成した試合は珍しく関西で地上波放送されていて、私も生でテレビを見ていたんですが、大変驚いたものでした。
 しかもその試合以外、この人についての記憶が全くと言っていいほどない。

 改めて調べてみたら、2年間でわずか7勝しかしてないんですよね。

 日本で7勝しかしてないのに、うち1勝はノーヒットノーランって、何という強運!(^_^;

 しかもですね、動画があったので試合のハイライト見たら…



 サードの中村ノリちゃんが(少なくとも)2回、好守備でエルビラを助けてる。
 やっぱり強運だ、エルビラ!(≧∇≦)

 今はどうしているんだろう……?(^_^;



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その年は確か

2012年は確か低反発球が使用されていた時で投高打低の時期でしたね。
エルビラ投手の件でいえば日本で完全試合を達成した15人の内3人が通算50勝していません。その中で7人目に達成した森滝義巳(当時国鉄)はなんと16勝しかしていません。物凄い強運です。
ダルビッシュは後1人でノーヒットノーランを二度逃し、日本プロ野球の記録では仁科時成投手(ロッテ)と並んでいます、上にはくっくりさんが書いた様に西口文也投手がいますから後二回やらないと(笑)勿論ダルビッシュ本人は本気でそんなことは思っていないでしょうけど。

tuneさん、コメントありがとうございます。
へえー、通算16勝しかしてない投手が完全試合ですか。そりゃびっくり!
tuneさんのお話聞いてて思いだしたのですが、プロ初登板でしかも巨人戦でノーヒットノーランを達成して輝かしいデビューを果たした中日の近藤真一投手も、確かそんなに長くプロにはいられなくて、いま調べたら通算12勝しかしてないんですね。
(あの頃、巨人は初物に弱いと言われてましたが、今も言われてる?)
やはりこういうのは運に大きく左右されるのかなぁと改めて感じています。
いろいろ勉強になりました<(_ _)>

ノーヒットノーランといえば、大学生の頃、当時の後楽園球場で日拓・高橋直樹のノーヒットノーランを目撃したことがあります。
正直、東京ではマイナーな日拓vs近鉄の試合で観客も少なく、今みたいに騒がしい応援も無く、完全試合を続けていた7回くらいから、球場は静まり返って息を呑む展開でしたが、8回に惜しくも四球を出し、球場全体がため息に包まれたことを今でもよく覚えています。
伊達公子さんだったら怒り狂ったくらいの、ものすごいため息でしたよ。
完全試合はなくなりましたが、その後確かゲッツーでアウトを取り、9回も3者凡退で27人で終わったため、完全試合と言ってもいいくらいの快投でした☆
ちなみに相手投手(名前忘れましたが)も好投で、日拓は2安打で1点取って勝ったのですが、両チームで2安打しか無かったのは、多分、日本新記録だと思います。
たった2安打の試合は、面白かったような退屈だったような複雑な気持ちで家路に付いたことを今でも覚えています。

水雷艇さん、コメントありがとうございます。
ノーヒットノーランを生で見ることなんて、滅多にありませんよ!うらやましい〜。
私は2001年の近鉄優勝を球場で見ましたが、1週間ほど前にチケット取ったとはいえ、事前にある程度予想できたことでした。でもノーヒットノーランは事前予想なんて絶対に無理だから、いやー、すごいですよ。
しかし両チーム合わせて2安打しかないというのもすごいですね。相手投手もちょっと可哀想ですね。
高橋直樹投手のことは名前は知っています。日拓というのはどこの前身だっけ?と思って、いま調べましたら、日ハムの前身でしたね(^_^;

日拓ホーム…正直、怪しげな会社です。神田うのの嫁ぎ先ですよね。この時は、たしか、たった1年で日ハムに変わった泡沫的な球団です。
それ以前は東映でしたが、昔は球団経営は鉄道会社(国鉄、阪神、近鉄、阪急、東急など)、新聞社(読売、毎日、中日)、映画会社(東映、大映)とかが主流でしたので、この聞いたことも無い会社が球団を買収したことは驚きでした。
いまや、ネット関連(楽天、ソフトバンク、DNA)が主流になってしまったようで、世の中、変わりましたね~。

水雷艇さん、レスありがとうございます。
日拓はたった1年だったんですか。私はクラウン(西武の前身)のことはギリギリ覚えてるんですが、クラウンよりも短いですよね。
おっしゃるように、経営母体の会社は時代と共に大きく変わりましたね。そして関西の球団も減ってしまいました(T_T)
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