永井一郎さんのこと

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 遅ればせながら…
 永井一郎さんが1月27日、急逝されました。

 私は当日夕方のテレビニュースで第一報を知ったのですが、そりゃまあショックでした。
 物心ついた頃から慣れ親しんできた、お声ですから…。

 永井一郎さんといえば、私には思い出深いことが3点ほどあります。

 ひとつめ。

 永井さんは機動戦士ガンダム(ファーストガンダム)のナレーションでも有名ですが、その最終回は、永井さんの次のナレーションで終わります。

 「宇宙世紀0080、この戦いの後、地球連邦政府とジオン共和国との間に終戦協定が結ばれた」

 永井さんはこのナレーションを、こういう気持ちでされたそうです。

 「終戦協定が結ばれたとは言っても、戦争というのはそんな簡単に終わるもんじゃない。このあとまだ戦いは続くんだという、冷めた感じでナレーションをした」と。

 細かい部分は合ってるかどうか自信ないですが、大筋こんな感じのことを言われてました。
 これは当時の「アニメージュ」のインタビュー記事で読みました。あるいはサンライズ発行の「ガンダム記録全集」だったかもしれませんが。
 いずれにしても放送終了後そんなに経っていない時期のコメントです。

 ふたつめ。

 永井さんが、昔から、声優さんの労働条件向上のために一生懸命活動されていたこと。

 これも「アニメージュ」、昭和50年代半ばだったと思いますが、後ろのほうのページに、声優さんらの組合(東京俳優生活協同組合?)のデモの様子を伝えた写真と記事が載っていました。

 そこに永井さんのインタビューがあって、「声優はアニメの再放送があってもその分のギャラが入らない、俳優の場合はドラマの再放送でギャラがいくらか入るのに、これは不公平だ」と。

 これも記憶で書いているので全くこの通りかどうか確証はないのですが、大筋は間違いないと思います。

 当時私はまだ中学生あるいは高校に上がったばかりだったのですが、アニメの声優さんって華やかで夢のある仕事に見えるけど、そうでもないんだなぁ…と複雑な気分になったのを覚えています。

 ちなみにこの記事を書くに当たって調べてみたところ、後年、永井さんは、声優360人を代表して野沢雅子さんや内海賢二さんらと共にアニメがビデオ・DVD化された際に音声制作会社に声の使用料の支払いを求める訴訟を起こし、2004年に勝訴したとのことです(Wikipedia>永井一郎)。

 みっつめ。

 これも昔の「アニメージュ」だったと思いますが、永井一郎さんのプロフィールが載っていて、特技のところに「大阪弁」と書いてあったんです。

 「特技」とおっしゃるからには、関西以外のご出身だろうと長年思ってきました。

 が、だいぶあとで実は永井さんが大阪府のご出身だと知り、「大阪出身の人間が大阪弁喋れても、それは特技とは言わへんやろ~!」と軽く怒ったのを覚えています(^^ゞ

 永井さんの大阪弁キャラと言えば、「じゃりン子チエ」の小鉄が有名ですが、私は「さるとびエッちゃん」に出てくるプクも好きだったなぁ。大阪弁を喋る犬です。

さるとびエッちゃん OP ED
 エンディングにプクが出てきます。歌っているのは別の方ですが。


 最後になりましたが、永井一郎さんのご冥福を心よりお祈りいたします。



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波平さんが・・・

お久しぶりです。

自分はネット上のニュースで永井一郎さんが急逝したことを知りかなり衝撃でした・・。

波平さんもですが初代ガンダムのナレーショーンでも知られていました(またGジェネレーションFにおいては機動戦士クロスボーンガンダムの木星帝国総統クラックス・ドゥガチの声も当てています)。
初代ガンダムの最終回のナレーションはそういう意味を込めて声を当てられていたのか・・確かにその後の宇宙世紀は戦いの歴史でしたから。

それと永井さんは声優の地位向上のために動いていたんですよね(自分は今は閉鎖したアニ妻ぶろぐにおいてそのことも知りました)。

今年に入ってかなり訃報が多いです。やしきたかじんさん・淡路恵子さん(ドラゴンクエストが好きなことで有名)・小野田寛郎さんそして永井さんと同じ声優で星一徹と破壊大帝メガトロン役の加藤精三さんといったように。

永一郎さん、今までお疲れ様でした。ご冥福をお祈りします。

無所属廃人さん、コメントありがとうございます。
私はガンダムはZZあたりまでしか観てないので、その後のガンダムにも永井さんが出演されていたとは知りませんでした。機会があれば観て(聞いて)みたいです。
確かに最近訃報が多いですね。それも大物が…。
加藤精三さんは星一徹が一番有名だと思いますが、私は「おはようごどもショー」のガマ親分の声も思い出深かったりします(^^ゞ

こんにちは~。去年から納谷吾朗さんなどを初め貴重な方がなくなっていきますね。(T-T)銀英伝ではシュトックハウゼン、佐渡先生 あと様々なナレーション。僕はロードス島戦記のナレーションがすきでした。https://www.youtube.com/watch?v=WynlW17_3JA&list=PLsMpn8T_DzaOxHAKS5xyJ-hMDht2QD8IQ
(初回だけとにかく絵がすごかった これも昨年のヤマトと同様 出渕 結城コンビ)

しっかしサザエさん出演メンバー平均65歳ってすごすぎる。タラちゃん72歳ってのも
腰ぬけたw

小野田自然塾っていったいどんなことやったんだろうか・・・・調べてみたけどちょっとわかんないです。

惜しまれつつなくなる人があとをたちませんね。彼らのご冥福を願うばかりです。

南大阪の田舎者~様、コメントありがとうございます。
ロードス島戦記は名前は知ってますが観たことなかったです。動画あるならちょっと観てみようかな(^▽^)
タラちゃんの貴家堂子さんも古くから活躍されてる声優さんですが、72歳ですか…。私の母の世代です。
波平さんの新しい声はどなたになるのでしょうね。ノリスケさんとか脇の人はけっこう変わってるみたいですが、メインキャラの声が変わるときついですよね。カツオが富永さんに変わった時はさほど違和感なかったですが、ワカメちゃんの時はけっこう…(もう慣れたけど(^^ゞ)。
そうそう、納谷悟朗さんもそうだし、あと私は青野武さんもショックでした。アニメ創生期から支えてきてくださった方々がどんどん鬼籍に入られていくのを見るのは辛いです(T_T)

僕の世代で言うと、永井さんは、テレビドラマ「ローハイド」のウィッシュボンです。
でも、僕の小学校低学年くらいだったと思うので、永井さんは当時まだ20代だったのではないかな??
でも、今の波平さんと同じくらいのお爺ちゃんのイメージでした。
とっても懐かしい、暖まる声でしたね。

アナゴさんの若本さんも別の作品では強烈なキャラですよね。
かつてはニヒルな二枚目、もしくは大悪党みたいな演出がおおかったんですけど、
数年前からギャグアニメのキャラが立ちすぎて
バラエティーのナレーションばっかりで、
イメージが雪崩を打って崩れてます(@@;)

上のロードス島戦記では、ウッドチャックという盗賊役ですが、後にサークレットが本体の
魔女カーラに身体を乗っ取られ後半
物語を動かす一人です。
故青野武さんも邪神をよみがえらすための魔術師として後半怖いくらいの演出がありますよ。
目が逝ってます
OVAではある意味物語を短縮させるため途中で終わってますが、原作の小説では6巻か7巻あたかな・・今はやってませんが、物語の基本にあったD&Dもしくはロードス島戦記TRPGなどを元に造られた初めての小説でした。
(小説の挿絵 出渕さん OVAが結城さん)

今では、アニメーターが中国などに行ってて
クオリティーの高い作品が少ないかもしれません。

水雷艇さん、コメントありがとうございます。
「ローハイド」って名前だけは知ってますが、そんな古い頃からすでにご活躍だったんですね!波平さんを始めた頃もまだ30代だったそうですし、若い頃から重厚なお声だったんですよね。

南大阪の田舎者~さん、レスありがとうございます。
若本さんは確かに昔は二枚目が多かったですよね。最近はアナゴさんと「すべらない話」のナレーションの印象が強すぎますが(^_^;
結城さんの絵は、映画「ファイブスター物語」の頃から、とてもきらびやかな印象があります。

懐かしいです。

私も、永井一郎さんと言えば、即、「ローハイド」を思い出します。まだテレビ番組の少ない時代の高視聴率を誇っていた西部劇で、多分1950年代後半だったと思います。
牛の群れを運ぶカウボーイの食事を作っていた髭を生やしたハゲ親爺のコックさんの声でした。隊員に「おっさん」と呼ばれてて、いつもまずい料理と言われて怒ってましたっけ。役柄にピッタリな素っ頓狂な声だったけど、あの人気のおっさんの声はかなり若い時代ではなかったかと驚きますね。かなり年下から吹き替え役の年齢を上回るまで、長い期間吹き替え一筋にやってこられたのは素晴らしいことだと思います。同じくローハイドで、小林修さん、山田康雄さん、藤岡琢也さん、も活躍されてましたね。

クリさん、コメントありがとうございます。
小林修さん、山田康雄さん、藤岡琢也さん…、全て鬼籍に入られてしまったんですね。
私は小林修さんといえば、世代的にやっぱり宇宙戦艦ヤマトを思い出します。ヤマト1ではドメル将軍、2ではズォーダー大帝。伸びがあり、かつ渋いお声が好きでした(^^ゞ
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