デスラー総統の謎

 「宇宙戦艦ヤマト2」をケーブルテレビで数十年ぶりに見ています。

 アナログ感がたまりませんね。

 2201年なのにまだ磁気テープを使ってたり…
 「第11番惑星は20世紀末に発見された」って体になってたり…

 こういうテクノロジーの疑問点(昭和の時代に予想した未来)については、他のSFアニメにも言えることですし、もういちいち突っ込むのはやめときます。
 こないだも「ウラシマン」でやったとこだし。

 今日は、本放送当時にすでに持つべきだった、もっと素朴な疑問について。

 デスラー総統についてです。

130315death.jpg

 デスラーは最初のヤマトとの戦いでガミラス帝国をほとんど滅亡寸前の目にあわせておいて、なぜ未だに総統でいられるのか?

 普通だったらクーデター起きてませんか?
 (ガミラス本星での決戦で、ヒス副総統が地球との和平交渉を必死に直訴したりはしましたが、あっさりデスラーに射殺されてしまって終了)

 しかも「ヤマト2」の次の「新たなる旅立ち」では、暗黒星団帝国がガミラス星で資源採掘してるの見て激怒、戦いを仕掛けて、その結果、ガミラス星は爆発・消滅しちゃいましたよね。

 それでもクーデター起きないんですよね。

 よほどのカリスマ性があるのだろうか?
 あるいは、クーデターらしきものはあったろうが、本編では描かれなかっただけとか?

 まぁその後、「ヤマト3」ではガルマン・ガミラス帝国を再興させるんだから、すごい人って言えばすごい人なんでしょうが。

 あ!……新たな疑問がわいてしまったΣ(゚Д゚;

 ガミラスの総統って世襲なんだろうか?

 世襲で、それも日本の天皇のような伝統ある存在だとしたら、クーデターが起きないっていうのも理解できるかも!

 それにしても、ヤマトの乗組員もそうだし、デスラーはじめガミラスの軍人たちもそうだけど、「武士道精神」がそこここに感じられますよね。

 敵に賞賛の言葉を贈ったり、時には「今から攻撃しますんで」って通告してきたり。

 「ヤマト」以外でもそういう「武士道精神」みたいなのが盛り込まれたアニメが、あの頃はけっこう多かったんじゃないかと。
 制作スタッフに戦中派が多かったからでしょうか。

 最近のアニメは私はよく知らないんですが、まだ「武士道精神」は描かれてますか?
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 19世紀メキシコにはアントニオ・ロペス・デ・サンタ・アナという独裁者(大統領)がいました。
 この人、スペイン・アメリカ(テキサス独立軍)・フランスなどと戦争を繰り返し、負けると大統領も軍司令の地位も追われるのですが、戦争になるとまず軍の指揮官として復活、それなりの勝利を得て大統領に返り咲く、の繰り返しで7回の大統領就任と失脚を経験しています。(「アラモの戦い」での敵役といえば、アメリカ開拓時代・西部劇などが好きな人はわかると思います。)
 デスラーも実は失脚と復活を繰り返しているのかもしれません。

ishiiさん、コメントありがとうございます。
私はそのあたりの歴史は知らなくて、その人の話は初めて知りました。7回もそういうことを繰り返すってことは、それだけ魅力的な人なのか、あるいは他にまともな人材がいなかったのでしょうか(^_^;
デスラーの失脚&復活劇があったとしたら、ぜひ見てみたいですね。番外編で作ってくれないかしら(^_^;

 昔のアニメに「武士道精神」があったというのは、制作スタッフに戦中派が多かったからというより、親世代に受け入れられる要素を盛り込んだからと私は考えます。
 昭和50年代初期には、まだアニメやSFは親の世代からは評価されていませんでした。
 当時は「名作童話のアニメ版を小学生以下の子供が見るのは良いが、中学生になるまでにアニメは卒業」「SF小説は読書と認めない。ましてSFアニメなど悪影響」などと考える親がまだかなりいた時代です(私の両親も)。
 当時はTVがようやく一家に一台になった時代ですから、親世代も一緒に見てくれる、もしくは親は子供に視聴を認めるような番組にする必要があったはずです。
 したがって、親世代が共感する価値観を作品に盛り込むことになります。「武士道」「友情」「努力や根性」など。そうすることで保守的な家庭でも受け入れられるようにしたものと思われます。TV版「銀河鉄道999」がやたらに教訓的なのはその典型だと思います。今見ると押し付けがましいくらいですが、当時の制作スタッフとしては「アニメは教育上有害ではありません。むしろ人生に大切なことを沢山盛り込んでいますから、保護者の皆様はぜひ安心して子供に見せてください」という考えだったのでしょう。
 今は「アニメは幼児向け」という人はほとんどいませんから、もう保護者対策として旧来の価値観を盛り込む必要はなくなってしまったでしょう。

 

こわい顔しかしらないだけで…

ヤマト1で、スターシアとデスラーが電話で話していたような記憶が・・・。

話にでてこないだけで、デスラーは民に慕われていたのかも。
ハンサムでやさしくて、暮らしを楽にしてくれて…

ishiiさん、レスありがとうございます。
「武士道精神」=親の世代に受け入れられるように。なるほど〜。考えつきませんでした。私の家はわりと自由にアニメを見せてもらっていた方だからかもしれまえん。むしろ父なんかはお笑い番組の方に厳しかったです。「欽ドン」とか見てると「くだらんもん見るな」といつも叱られました(それでも最終的には黙認してましたが)。
テレビの「999」が教訓的だというのは私も思います。わずか10歳の鉄郎がやたらオヤジくさいというか説教くさいんですよね(^_^;。あと、原作では容赦ない結末(ゲストキャラが非業の死を遂げたりとか)が、ハッピーエンドに変更されてるものもいくつかありました。日本の昔話や童話などで残酷だったりするものを、ソフトに改変してるものが最近多いそうですが、それと似ているような気がします。

リョクさん、コメントありがとうございます。
そうそう、電話してるシーンがありました!あれはけっこう衝撃でしたね(^_^;
デスラーは無能な部下には容赦ないのですが(こないだも「ヤマト2」でヤマトに負けて帰ってきた部下をあっさり射殺(T_T))、民衆にはそれなりに人気があったのでしょうか…。でもガミラスの民間人ってほとんど出てこないというか、私は見た記憶ないですわ。うーん。
デスラー目線あるいはガミラス目線で見た「ヤマト1」も見てみたいですね。ガミラス星の寿命が残り僅かとなって、移民目的で地球を侵略しようとした経緯があるから、そういうところを描くとそれはそれで興味深い物語になるように思います。

ありました。

デスラーとスターシアの電話。

3分25秒-5分37秒ぐらい。
http://youtu.be/ouLlZ8RhPDA

その後、デスラーの異様に声がかっこいい迷演説が…

リョクさん、わー、よく見つけはりましたね!そう、これこれ。お風呂入りながら電話してた(≧▽≦)
実はデスラーはスターシアのことが好きだったんですよね…。「新たなる旅立ち」では身を挺して彼女を助けようとしました。

新作での補完

現在公開中の「宇宙戦艦ヤマト2199」では最初のヤマトシリーズでの矛盾点や修正しておりますよ、ちゃんと民衆に慰撫工作をしたりして民衆の人気も高い所をみせています。新作のPV紹介します。
第2章PV
http://www.youtube.com/watch?v=FwUlpqD_NH4
第4章PV
http://www.youtube.com/watch?v=ctmO-z08LdM
(ドメルさんに愛人がっ、恋人かも)
第5章
http://www.youtube.com/watch?v=4Q5vhgAZQuE
デスラー総統暗殺事件とヤマトクルーの反乱事件等

宜しければこちらもご覧ください、もうすぐ地上波での放送もあるようですし。

ざんぶろんぞさん、コメントありがとうございます。
第一話だけ去年CSで見たんですが、4月から地上波で放映が始まるってことで、私もすごく楽しみにしてます。
矛盾点がどのように修正されるのか楽しみです。
新キャラたくさん登場するみたいだし、既存キャラがどのように新たに描かれるのかも興味ありますわー(ドメルさんの恋人さん?きれいですねぇ(^_^;)
何よりデスラーが民衆からちゃんと人気があるって作りになってるのは、嬉しいですね。
あと、宮川さん(息子さん)の新たな音楽も楽しみですね(お父様が楽譜残してなくて耳コピで楽譜起こしたそうです)。

ガミラス星人の名前は響きがドイツ風ですよね。名前だけでなく雰囲気全体がナチスドイツを思わせる。日本語や日本のこと良く知ってるドイツ人がいたら気になると思うんですが、抗議とかないんでしょうかね?
それが以前から不思議に思っているところです。
これが例の隣国風の名前や雰囲気だったら100%文句が出るでしょう。
もっともそれ以前に自主規制で企画にもあがらないでしょうが。

Nagaさん、コメントありがとうございます。
確かに名前も雰囲気もドイツ風ですね。でもドイツ人の方が見たらどう思うだろう?までは思い及びませんでした。ヤマトはドイツでも放映されてるのかな?
ヤマト2以降はデスラーも友好的になって、古代くんとも友情が芽生え…って感じになってるのが救いですが。
ちなみにデスラーはヒトラーの「もじり」じゃなくて、「デス(死)」と「ラー(松本零士さんがよく使い、太陽神ラーに由来)」であると、松本零士さんは説明しているそうです(^_^;

はじめまして。。

デスラー。。懐かしいです。。
「ヤマトの諸君」とか名セリフがテンコ盛りのキャラでした。
ちなみに声優は伊武雅刀さんでした。

>ガミラス星の寿命が残り僅かとなって、移民目的で地球を侵略しようとした

という設定からもガミラス星人の人口が少なくクーデターどころではなかったかも知れません。

>ガミラスの総統って世襲なんだろうか?

考えもつきませんでした。
王族のような感じもしないので世襲ではないと思いますけど。

>「武士道精神」がそこここに感じられます。
地球を救うのに全員日本人って。。
日本人しか地球には残ってないのか。というツッコミはともかく
「ヤマト」だけに「大和魂」をアニメ化したかったのかも。

>ガミラス星人の名前は響きがドイツ風ですよね
70年代のアニメや特撮はナチスをイメージした悪役が全盛ですからね。
仮面ライダーのショッカーとか。。

濁音をつけると強そうで悪そうだから
というのも理由ですけど、
第2次大戦の悪者をナチスにして
日本は被害者にしたがりました。
戦争体験者も70年代は大勢いましたからね。
歴史をちゃんと勉強すれば日本もひどい事してるんですけど。

Alphonseさん、コメントありがとうございます。
もしかして、私が管理している某ゲームの掲示板によくお越し頂いているAlphonseさんと同じ方でしょうか?
(違ってたらすみません。無視して下さい)

>>ガミラス星の寿命が残り僅かとなって、移民目的で地球を侵略しようとした

>という設定からもガミラス星人の人口が少なくクーデターどころではなかったかも知れません。

おお、それは思いつきませんでした。
民族が滅びかけているのに、内部で揉めているどころじゃなかったってことですね。

あと、昭和の頃のアニメってロボットものとかも含め、日本人しか出てこないものがけっこう多かったように思います。
サイボーグ009のようにいろんな民族が出てくるアニメもありましたが。
外国人を入れると、設定が難しくなって、あまり子供向けではなかったからかもしれません。

>第2次大戦の悪者をナチスにして
>日本は被害者にしたがりました。
>戦争体験者も70年代は大勢いましたからね。
>歴史をちゃんと勉強すれば日本もひどい事してるんですけど。

これについては私は大いに異論があります。
歴史をちゃんと勉強すれば、連合国が日本を加害者に仕立て上げたことが分かります。
このあたり、オモテのブログやツイッターでよく書いてますので、お時間があればご覧下さい。
http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/
https://twitter.com/boyakuri
いずれにしてもここで議論することではないので、いずれまた場所を改めて…(^^ゞ

>某ゲームの掲示板によくお越し頂いている
同じ人です。

>オモテのブログやツイッターでよく書いてますので、
拝見しました。こんなディープなブログを書かれる方に日本史ネタは禁句でした。勉強し直します。
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