小松左京さん、伊良部秀輝さん…

東日本大震災
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「マルチ人間」の元祖 東日本大震災、日本の復興信じ…(産経7/28)
>異名は「ブルドーザー」。26日、死去した作家の小松左京さんは、かつて日本のSFの世界で、こう形容された。故星新一さんが、けもの道を開き、小松さんが整え、その上を筒井康隆さんがスポーツカーを駆って走ったといわれたからだ。スケールの大きい活動を続けてきた小松さんの訃報は、関係者やファンに衝撃を与えた。

>SF作家、イベントプロデューサー、文明評論家、映画の総監督、大学教授…と「マルチ人間」の元祖だった。「“お祭り騒ぎ”のかげにこの人あり」といわれ、昭和45年の大阪万博ではサブ・テーマ委員、56年の神戸ポートピアはテーマ委員、平成2年の大阪・花の万博では総合プロデューサーを務めた。

>昭和48年に「日本沈没」で、高速道路が倒れて車が転落すると書いて、専門家から「ありえない」と非難されたが、阪神大震災では現実になった。「復活の日」ではウイルス、「虚無回廊」ではコンピューター理論と宇宙論を提示するなどテーマの先行性では他の追随を許さなかった。

>故高橋和巳さんらと同人誌を発行するなど京大時代は純文学志向だったが、SFへ転じたのは冷戦時代の「全面核戦争への恐怖」からだったという。壮大な作品世界からは平和への願いがにじみ出ていた。

>晩年になっても旺盛な行動力は衰えず、年4回「小松左京マガジン」を出し続けた。28日に出されたばかりの42号では東日本大震災について、「いつ死んでもええテ思てたんやけどな。ほんまやで。でもこれから日本がどうなるのんか、もうちょっと長生きして、見てみたいいう気にいまなっとんのや」(平成23年5月11日)などとし、小松左京事務所によると、「日本の復興を信じている」と話していたという。

 訃報が伝えられた28日夜のNHKニュースで、知人の方(名前失念)のインタビューが流れました。
 その方によれば、小松左京さんは生前、「東日本大震災の被害を防げなかったのは俺たちの世代の責任ではないか」という趣旨のことを語っておられたそうです。

 このエピソードからも、小松左京さんがこの度の大震災にどれほど心を痛めておられたかが分かります。

 実は私は小松左京さんの小説はほとんど読んだことがありません。
 学生時代に少しは読んだかもしれませんが、あまり覚えてません。
 むしろ映画の方が印象に強く残っています。映像の力でしょうか?

 小松左京さんと言えば、真っ先に挙げられる作品は「日本沈没」でしょうね。

 映画の「日本沈没」(1973年)公開時、私はまだ小学生でした。
 予告編だかダイジェストだかをテレビで観ただけで怖くて怖くて、しばらく夜も眠れなかったことを覚えています。
 そういう経験もあり、未だに映画は観ていません。

 あ、リメイクされた方の映画(SMAPの草なぎ君主演)はテレビで観ました。
 怖さが全く感じられなくて、「何じゃこりゃ」って感想しかなかったです(^_^;

 「復活の日」(1980年)と「さよならジュピター」(1984年)は公開当時に映画館で観ました。

 「復活の日」に関しては、2004年頃にテレビの深夜映画放送枠でもう一度観ましたが、劇場で観た時よりも恐怖を感じました。
 「ウイルスが拡散してしまって人類が滅亡の淵に」という設定が、よりリアルに感じられる時代になっていたからかもしれません。
 小松左京さんの先見性に改めて感心します。

 あと、話はやや逸れますが、「日本沈没」をパロディーにした映画「日本以外全部沈没」を皆さんはご存知ですか?
 筒井康隆さんの原作です。
 2年ほど前にケーブルテレビで初めて観ましたが、ブラックユーモア満載で、馬鹿馬鹿しくも少し切ない映画でした。

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元ヤンキースの伊良部さん死亡 ロス近郊の自宅で(朝日7/29)

 もう一人、私がショックだったのは伊良部秀輝さんの死です。
 自殺とみられているから余計に。

 華やかで派手な感じの方ですが、亡くなり方がすごく寂しいというか、晩年はあまり恵まれていなかったようです。
 しかもまだ42歳ですよ。私の夫よりも年下。

 私は近鉄バファローズのファンだったので、やはりロッテ時代の伊良部さんが一番印象に残っています。

 1990年代初頭、私はよく藤井寺球場に近鉄の試合の観戦に行ってました。
 当時は派遣の仕事をメインにしてたんですが、仕事がない時期もけっこうありましてね。
 そういう時期は試合開始の時間帯(午後5時頃)に球場入りしてまして、選手らの練習からじっくり観てました。

 ロッテ戦の時にはよく伊良部さんの練習風景(外野を走ったりしてるとこ)を目にしました。
 当時は痩せておられて、シュッとしてて、他の選手達の中でも群を抜いて格好良かったです。

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 小松左京さん、伊良部秀輝さんのご冥福をお祈りしつつ……、最近、著名人で「えっ、この人が!?」って人が亡くなるケースが多く、どうも気持ちがついていけない私です(T^T)

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本当に、最近は「えっ!この人が??」という方がお亡くなりになりますね。しかも突然。伊良部選手は暴行事件なども起こしていたと思いますが、気持ちが不安定になることがあったのではないでしょうか。随分悩んでいらしたようですし。実力だけの世界で厳しいものもあったのでしょうね。

小松さんは浅田真央選手のオリンピックでの演技を評価していらして、その時のお写真が「ええっ!これが小松さん?!」と晩年のお顔にビックリした覚えがあります。壮年期の小松さんはプックリしていて(和田誠さんの似顔絵そのまま)エネルギーに満ちていて、まさにブルドーザーでしたから。すっかり枯れてお顔の形も変わってしまわれたようで驚きました。でも最後まで精力的にご活躍されていたようですね。

70年代でしたか、まだ家のテレビが白黒だった時、小松さんがNHKの対談番組に出ておられて、本番中にタバコを吸われて、隣のレヴィ・ストロースさんに「ぷわ~」とタバコの煙が流れていたのを強烈に覚えてますあの頃は何でも鷹揚でしたね(汗)。

筒井さんの「日本以外全部沈没」、「農協月へ行く」に入っている短編ですが滅茶苦茶面白いです。タイトル作も物凄いしw。この頃の筒井さんの作品はハチャメチャで一番好きです。
「関節話法」という短編、ぜひ一度読んでみてください!お腹が痛くなるほど笑いますよ~。

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おれんじさん、コメントありがとうございます。

伊良部さんに関しては、外から見てると自殺しそうな性格の方には見えなかったのですが、訃報から1日経って、プロ野球関係者を中心に親しかった方のコメントがたくさん出てますが、「見かけによらず繊細だった」という声が非常に多いですよね。悪ぶった態度は弱さを隠すためだったのかもしれませんが、それにしても人というのは外から見てるだけではなかなか分からないものですね(T^T)

小松さんは本当にオールマイティな方ですよね。それにキャラがユニークで。手塚治虫さんの漫画(ブラックジャックとか)にエキストラみたいにちょろっと小松さんが出てきたのを覚えてます。おれんじさんのおっしゃる「壮年期のプックリした」小松さんです(^_^;
報ステだったか、「徹子の部屋」の過去VTRが流れたんですが、小松さんはそこでも煙草プカプカでした。ほんと、あの頃は鷹揚でしたよね。関係ないけど「朝生」も数年前ぐらいまでは本番中に煙草の煙が流れてた記憶が…。

筒井康隆さんの小説、高校時代に何冊か読みましたが、どちらかというと星新一さんの方にはまってしまいました(^^ゞ。これからぼちぼち読んでみようかな。筒井さんも大阪の人ですよね。小松さんが亡くなってきっと人一倍寂しい思いをされてるでしょうね。

くっくりさん、お返事ありがとうございます。おぉ!くっくりさんも星さんのファンだったんですね!

私も筒井さんよりは星さんの作品にはまっていて(筒井さんは過激な笑いなので時々疲れる)、小学校の時にはショートショートを読みまくっておりました。誰でもすっと入って行ける面白さがありましたよね。短いから読みやすいしw。長編は読んでいないのですが、「声の網」など、ネット社会を予言するような作品もあるそうで、星さんも偉大な作家ですよね。

おれんじさん、こちらこそお返事ありがとうございます。

私も過激だったりブラックだったりっていうのがちょっと苦手で、なので星さんファンでした。もっとも星さんの作品の中にもブラックなものがたくさんありますが、表現はソフトというか。
30歳ぐらいになってから再び一気に星作品を読みましたが、時代が変わっても色あせないですよね。

私が一番好きなのは、ベタなんですけど「おーい、出てこーい」です。これも現代社会を予見した内容ですよね。

伊良部さんって一時期日本の独立リーグにも所属されてましたよね。
楽天の星野監督に涙ながらに入団テストを希望したり、ファームのコーチ就任をお願いしたりされてたそうですね。

彼は本当に野球が大好きで野球しかなかったんでしょうね。

くめさん、コメントありがとうございます。

日本の独立リーグ!私が知っている伊良部さんの最後の消息は実はそれなんです。
亡くなられたと最初聞いた時、てっきり日本で…と思いました。
海の向こうで、しかも一人暮らしで…というのを知って、切なさが倍増しました。どなたか信頼できる人がそばに一人でもいれば…と(T^T)

伊良部さん以外にも現役にこだわる野球人って、けっこう多いですよね。こういう人は無条件で応援したくなりますよね。
私が今も好きな吉岡雄二さん(帝京高校→巨人→近鉄→楽天→メキシコの独立リーグ(ここまで現役)→現在は四国の独立リーグでコーチ)も、本当にギリギリまで現役にこだわっていました。
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