「てっぱん」の主に序盤について

 今日はドラマの感想です。
 NHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」です。

 ファンの方には大変申し訳ないのですが、あくまでも個人的な感想ですので、できれば広い心で見てやって下さい。

 実は失業中で家にいる夫がこのドラマにすっかりハマッてます。
 時には涙まで流しながら見てます(^_^;

 夫が見始めたのは、主人公のあかり(瀧本美織)が大阪に出てきてしばらくしてからなんですが、途中から見てもこれだけハマッちゃうとは、なかなかすごいドラマかも。

 ところが、第一回からほぼ欠かさず見てきた私の方は意外と冷めてるんです。
 私ん家のわりと近所(大阪市住吉区の帝塚山四丁目あたり)が舞台なので、けっこう気合い入れて見始めたんですが、何か展開が急だったりご都合主義だったりして、いまいちついて行けてません(T^T)

 あ、でも最近はご都合主義的な面はだいぶ減ってきたとは思います。
 ただ、最初の方でどうも納得いかないことが多くて。
 特にあかりが大阪のおばあちゃん(富司純子)の家に住みつくまでの経緯が……。

 おばあちゃんの住む大阪にあかりを連れて来なければストーリーが成り立たないのは分かるけども、地元の尾道には就職先がないので大阪で仕事を探すしかないって設定はちょっと強引では?
 何も大阪に限定せずとも、尾道からもう少し近い都市も普通は選択肢に入るのでは?
 (尾道近辺の皆さん、違ってたらごめんなさい)

 で、あかりは無事に就職が決まって尾道から大阪に出てくるんですが、それが何と出社一日目に会社が倒産!
 そこまではよくある話かもしれませんが、朝、会社に出社してきて入口の貼り紙で倒産を知るってのは明らかに変でしょう。
 いくら何でも会社から本人に直接連絡が行くのでは?携帯持ってるんだし。
 しかもその後、あかりが会社側に問い合わせるとかそういうこともなく。

 それに、倒産=いきなり住む所なくす、ってのもひどくないですか?
 もしかしたら会社の寮か何かに入るって設定になってたのかもしれませんが、そのへんの説明は一切なかったです。

 しかも、あかりは失業したことを家族には黙ってるんですね。心配かけてはいけないということで。
 それはいいんですが、たまたま電話をかけてきた親友には、なぜかそれをあっさり話してしまうという。「家族は言わないで!」と言って……(もちろん親友はその後、あまり日にちをおかずにそれを家族に話してしまうのですが)。

 で、あかりは飲まず食わず状態で2日目(もう少し経ってる?)を迎え、腹ぺこでダウン寸前で大阪の街を彷徨ってるんですが……。
 あれ?大阪に出てくる前日に10万円入りの通帳をお兄さんからもらってたのに、何でいきなりそんな極限状態に?

 しかも彷徨ってた町中で偶然おばあちゃんと遭遇するという!
 何で偶然会うねん!大阪はそんなに狭くないぞ!!

 てか、あかりがおばあちゃんの家の周辺をうろうろしてるからそうなるんですよね(あかりは前年に一度おばあちゃんの家に行ったことがあるので場所は知っている)。
 でも、おばあちゃんと会う気が全くない(はず)のあかりが、何でそのへんをうろうろしてるの?

 そのうえ、前年に大阪に来た時、すなわちおばあちゃんにトランペットを返しに来た時、知り合った鰹節屋さん&社長をあかりが偶然発見し「私を雇って下さい」!

 社長も社長で、半年以上前にたった一度会っただけのあかりを、素性も事情も調べもせずにあっさり住み込みで雇ってあげる!!!

 そのうえ、住み込み先が偶然にもおばあちゃん宅(下宿屋)!!!!

 しかも、あかりが来る直前に偶然全て部屋が埋まってしまって空室がなくなったため、おばあちゃんの部屋に一緒に住むことに!!!!!

 ……次から次へと怒濤のようにご都合主義が押し寄せるので、私はテレビに向かって何度も「何やそれ?!」と突っ込んでしまいました。

 もうひとつ細かいこと言うと、大阪に出発する前日に、育てのお母さん(安田成美)があかりの下宿先に宛てて送った荷物はどうなったんでしょう?
 いくらあかりが家族に黙っていても、荷物が宛先不明で戻ってくるからそれで気づきますよね。
 (ストーリー的には、あかりの親友が失業のことを家族に早めにバラしたので、荷物が戻る前に気づいたってことになるんでしょうが)

 あと、これはご都合主義云々の前に人としてどうよ?と思ったのは、あかりが鰹節屋さんで働き始めてしばらくして、最初の会社の倒産を知った育ての両親が大阪のおばあちゃん宅まで来て、「お前が大阪に住む理由はなくなった」と言って連れて帰ろうとする場面。

 あかりは尾道に帰ることにし、おばあちゃんも合意します。
 そこまではいいんですが、その先がおかしくて、あかりと両親は尾道に帰るためにその足でもう最寄り駅(路面電車)まで行くんです。
 え?ちょっと待って下さいよ!世話になった鰹節屋の社長や従業員に挨拶も何もせずに、いきなり尾道に帰っちゃうの?!
 (結局、帰りかけたあかりたちをおばあちゃんが駅まで追いかけてきて引き留めたため、あかりはすぐまたおばあちゃん家に戻ることになったんですが)

 ……とまあ、序盤でこういう強引な展開が多々あったせいか、どうも未だに話に入り込めずにいるという感じで。
 また、お涙頂戴的というか、「よっしゃここで視聴者泣かせたろ!」みたいな押しつけがましい展開も多くて(しかも先が読めたりする)、そういうところも白けてしまいます。

 もし夫が初回から「てっぱん」を見てたら、私と同様とまでは行かなくとも、今ほどには入り込めなかったんじゃないかと思います。

 ゆえに、これだけ多彩な登場人物がいれば、誰か一人ぐらい共感する役がありそうなものですが、それも私は全くないんです。

 遠藤憲一さんはわりと好きな役者さんですが、あの育てのお父さんの役は私は登場人物の中では一番受け付けないタイプです。すぐ短気起こすし、すぐパニくるし。家族思いなのは分かるけど、ちょっとは落ち着いて下さい(T^T)

 あと、これは「てっぱん」に限らず大阪を舞台としたドラマに共通の不満ですが、劇中の大阪弁が私たちが普段使ってる大阪弁とはかなり違うぞ、という点は諦めるにしても、登場人物がほぼ全員ステレオタイプで(言葉遣いが荒い、きついという、単純化された大阪人の図)、やっぱ萎える部分はあります。

 ただ、「てっぱん」にハマッてる夫も、ひとつだけものすごく不満があるそうです。
 それはオープニング!

 葉加瀬太郎さんの曲はいいけど、合間の掛け声(?)やダンスが気にくわないと。
 あと、字幕(出演者紹介など)が画面の右と左に振り分けられて出てくるので、目が飛んで疲れると。

 実は私も曲はともかく字幕は初回からすごく気になってました。ほんと目がしんどい。早い段階でオープニングはもう目で追わないようにしてたという(T^T)

 まぁいろいろと好き勝手なことを書きましたが、夫はもちろん、私も今も文句言いながらも見ています。あかりの本当のお父さんはどこの誰なのか、今それが一番気になってます。

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この朝ドラは確かに見てて
「このご時世そんな話あるかい!」
って突っ込みたくなるところありますよね。
ゲゲゲの女房が良かっただけに余計に何だかなぁって感じてしまいます。
チャンネル変えるとヒロインの女の子が保険のCM出まくってるのもイマイチ感情移入出来ない理由なのかな?

くめさん、コメントありがとうございます。
私も「ゲゲゲの女房」のほうが数倍良かったなあと思います。良い点はいろいろだけど、基本ノンフィクションなだけに逆に先の展開が読めないというか(水木先生や奥様のことに詳しい人はともかく)、そういう良さがすごくあったような気がします。
「てっぱん」のヒロインの瀧本さんですが、おっしゃるとおり、そのCMよく見ますね。1日1度は必ず見かけます(^_^;
NHKの番宣か何かで見ましたが、瀧本さんご本人曰く、すごく涙もろくて、劇中でも、我慢しててもすぐこみ上げて泣いてしまうそうです。それに関連して、某掲示板で「いつも先に泣かれるのでこっちが泣くタイミングなくす」という趣旨の書き込みを見ました。
とにかくいろんな意味で物議を醸しているドラマのようです。

なるほど

朝の連ドラはもう長いこと見てないので詳しくはわからないんですが、いかにもNHK的みたいですね。それと確かに全てのドラマ等で大阪弁の、大阪の扱い方には不満を感じてますので激しくくっくりさんに同意します。で、あのヒロインさんやっぱり保険のCMと同一人物だったんですね!?いやー、それは萎える!

てっぱんはともかく、ヤマト実写版、くっくりさんは見に行かれましたか?是非くっくりさんの感想がお聞きしたい。私は.....激怒後悔し涙がでました。

ファイブさん、コメントありがとうございます。
ヤマト実写版、まだ行けてません(T^T)。何でよりによって12月公開やねん!仕事家事その他1年で一番忙しい時期なのに!と以前から悔しく思ってたんです。行くのなら12月上旬に行くべきだったんですが、時期を逃してしまいました。年明けてからもしばらくは上映してくれるかな?だったら行けると思います。
ファイブさんの感じではトンデモな映画っぽいですねー(^_^;。私はそういうことも込みで見に行きたいなーと思ってます。アニメどおりには行かないのは、キャスティング見た時点である意味まあ分かってたことですし(^^ゞ

同感です。

ドラマてっぱんの大阪の場面には違和感を感じてました。
自分も大阪平野区生まれの八尾育ちなので、大阪を舞台にしたドラマには多少はこだわりを持って見てしまいます。
ドラマの中の大阪には大阪の匂いが全く感じられなくて、その点にかんしてはめっちゃ残念です。
現在東京に住んでる自分にとって、なおさら大阪を感じられへんドラマなんか作るなって思います。
大阪人ってこの辺はうるさいですよね。

しゅんさん、コメントありがとうございます。
そろそろ最終回も近いのですが、確かにこれまで見てきて、大阪くささがほとんど感じられないですね。
役者さんに関しては関西人の方を起用されているので、言葉で苛々することはないのですが、その分、他の点でアラが目立ってしまうのかも(^^ゞ
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