fc2ブログ

義母の主治医に相談しました

 義母シリーズ、今回でいったん終了にします。

 2017-08-04(01:21):義母の入院
 2017-08-11(01:13):義母の退院後
 2017-08-14(18:00):認知症の初期症状?病院嫌がる義母
 2017-08-18(01:03):あれから一歩も進んでません

 8月23日(水)、義母のかかりつけのクリニックに出向き、主治医に相談をしてきました。
 そこは整形外科がメインで、義母は足のリハビリで長く通っていますが、内科など他の診療科目も併設している所です。

 実は私も今回、そのクリニックで足を診てもらうことにしました。
 5月頃からウォーキングを始めたのですが、靴が合わなかったのか、徐々に足が痛くなり、この1カ月ほどかなり悪化していたからです。
 両足の甲の部分、特に右足の外側と、左足の内側が痛くて、触るだけでもズキンと来ます(T_T)
 最近はできるだけ歩かないようにして、市販の湿布薬を貼ったりしていたのですが、一向に良くならないので、いずれ一度整形外科で診てもらおうと思っていたところでした。
 近くにかかりつけの整形外科(そこも内科などを併設)はあるのですが、義母のこともあるし、ここはひとつ、義母のかかりつけのクリニックで受診しようと決意したわけです。

 受付でまず自分の症状について話し、その上で「実は私の義母がこちらでお世話になってます。その義母のことで気になる点があるので先生に相談したいんですが」と申し出ました。
 すると受付の方が「あ、こないだまで入院されてた方ですよね」と即座に言ってくれ(義母はほぼ毎日通っているのでクリニックの方々とは顔なじみの様子)、私の診察と合わせて、先生が相談に乗ってくれることになりました。

 私の症状については、やはり合わない靴が原因らしくて、もともと外反母趾だったこともあり、痛みがひどくなったようでした。
 レントゲンも撮ってくれましたが、骨には異常はなかったです。
 外反母趾を緩和させることが重要で、家では足指を伸ばす運動などを心がけるよう言われました。
 また扁平足でペタペタとした歩き方になっているので、靴の中に土踏まずのアーチを作るような形でサポーターを入れるか、あるいは合う靴をオーダーメイドで作るなど、工夫が必要とも言われました。
 その他諸々、この話は余談なので、ここまでにします。

 で、本筋の義母の件です。

 退院後、義母に気になる言動があり、初期の認知症ではないかと心配している旨、説明をしました。
 先生は、「まず私は専門医ではないし、認知症の患者は『とりつくろい』(話を合わせる)があったりするので、ちゃんとしたことは分からない」と前置きした上で、「退院後もこちらに通ってはるけど、入院前と比べて特に変わった様子はないですよ」と言われました。
 そばにいた看護師さん(リハビリ担当の方?)も同意していました。

 そこで、かねてから気になっていた、「義母が私と約束したこと自体を忘れてしまった」ことを話すと、退院して2~3日後の出来事であれば、一時的なもので、心身共にまだ復調していなかったからではないかということでした(これは私が最近思うようになったのと同じ見解)。
 もし他にも不審な言動があれば疑うべきだけれども、特にないのであれば、現時点でさほど心配は要らないのではないかと。
 日々の暮らしをできるだけチェックしてあげて、会話におかしな点はないか、服装はちゃんとしているか、部屋は片付いているか、など気をつけてあげながら、しばらく様子を見てはどうかと。
 それで今後、もし気になることが出てきたら、また言ってくれれば、こちらなりに対応しますと。

 ……という感じで、先生の話は終わりました。
 60歳ぐらいの先生で、とても丁寧かつ親身で、私の目をちゃんと見て話してくれる人でした。

 ちなみにこの日、クリニックに行く前に義母宅に寄ったのですが(またちょっとした料理を持参して)、その時も特に不審な点はありませんでした。
 クリニックに行くことは、義母にこの時点で話しました。
 もちろん「お義母さんの相談もします」とは言わずに、あくまで私の足の痛みを診てもらうために行くということで…。
 義母も私が最近足を悪くしていることは知っていたので、「それはぜひ診てもらった方がいい」と言ってくれました。
 その時に、別に試そうとしたわけではないのですが、「今日の午後はクリニックやってますよね?」と尋ねてみたら、「今日は水曜やね。木曜の午後は休みやけど、水曜やったら午後もやってるよ」とすぐに答が返ってきました。

 まあ、そんなこんなで、皆様には大変ご心配をおかけしましたが、しばらく様子を見てみようと思います。
 と同時に、今後に備えて、認知症や介護のことなどなど、自分なりに勉強をしていこうと考えています。
 これまでの私は、あまりに無知すぎましたから…。

 アドバイスをくださった皆様、ありがとうございました。
 体験談を寄せてくださった皆様、大変参考になりました。
 重ねて御礼申し上げます<(_ _)>
 また何か変化があったら、このブログでお知らせします。



※拙ブログはAmazonアソシエイトに参加しています。紹介している商品をクリックしてAmazonを訪問された皆様がすぐに購入されなくても、24時間以内にその商品や他の商品を購入されれば当方の報酬になります(紹介している商品にお目当てのものがなくても、どれかを適当にクリックしてAmazonの中に入っていただき、そこから目当ての商品に検索などで飛んでいただき購入されれば、当方の報酬になります)。「寄付」的にご協力いただければ幸いです。
________________________________________________
このブログが面白かったらクリックして下さい→人気blogランキングへ
★姉ブログ「ぼやきくっくり」へもぜひどうぞ。
スポンサーサイト



あれから一歩も進んでません

 しつこくてすみません。
 前回に続いて今回も義母のこと。

 ご心配おかけして申し訳ありません。
 また、アドバイスをいただいた皆様、ありがとうございます。
 体験談なども含まれているので、コメントは「管理人のみ閲覧できます」(非公開希望)が多くなっています。
 似たような体験をされた方がたくさんいらっしゃるのだなぁと…。


 まず、前回のコメント欄、備忘録的に自分で書いた文章から、引用。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 義母が脱水症状で救急搬送→入院した病院で、頭を打ったりしていないかということで、CTだかMRIだかを撮ってもらって、その画像をもとに先生から私たち夫婦に説明があり、特に異常はないという話でした。
 加齢に伴う、ごく小さな脳梗塞が点在していて(この類いのものは私の実母も以前医者にあると言われたそうです)、認知症にやがてなるかもしれないが、今すぐ治療が必要とかいう話ではありません、という説明でした。
 入院は約1週間で、私は毎日病院に行きましたが、義母は自分が倒れた時のことについて「どうしても思い出せない。あの道を進んで、○○まで行ったのは覚えてるが…」と同じ話を毎回していましたが(「思い出せないのが不安で、毎日ずっとそればかり考えていて、私に話すことで不安を解消したいのかな」とその時は感じました。先生によれば、覚えてないこと、思い出せないことも別に異常ではないとのことでした)、それ以外は特におかしな点はなく、退院2日前あたりからはその話ももうしなくなりました。
 入院する数週間前に会った時は特に異常(約束自体を忘れてしまうようなこと)はなかったので、認知症のような症状がはっきり表に出てきたのは今回倒れた後だと思います。但し、入院中におかしな言動があったというような話は、看護師さんからも誰からもなかったのですが、もともとそういう人(認知症のような症状のある人)だという認識で、家族(私)もそれは承知しているのだろうと思われていた可能性もあるかもしれません。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 その時のCTだかMRIは、あくまで、頭を打ったりして異常が出ていないかを診断するための検査で、認知症診断のための検査ではなかったので、専門医にやはり改めて診てもらった方がいいかもしれません。
 ちなみにその病院を退院する時、先生が「かかりつけ医に渡して下さい」と封筒をくれて、それを義母が退院後最初に地元クリニックに行った日にかかりつけ医に渡したそうです。封筒は封がされていたので中身は見ていませんが、引き継ぎのための書類(処方した薬などの一覧?)が入っていたと思われます。
 倒れた時の記憶がないのは一時的なもので、入院先の先生も心配ないと言ってくれたのですが、退院後の物忘れ、特に「約束したこと自体を忘れていて思い出せない」ことがどうにも気になります。電話代を払うのを忘れたり、朝飲むべき薬を夜に飲んでしまったりというのとは、明らかに種類が違う忘れ方のように思えて。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 今日(8月15日)は義母宅に、お寺さんに来ていただいてお経を上げていただきました。これは毎年の恒例で、義母は今年も全て自分で段取りをしました。今日含めてここ数日間だけ見てると非常にしっかりしています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 以上、引用でした。

 8月6日に退院して以降、義母宅に行ける日は行くようにしています。
 そのうち2回、簡単な料理を作って持っていきました。
 ちゃんと食べてくれて(料理の感想を言ってくれるので少なくとも手は付けていると思う)、タッパーもきれいに洗って返してくれます。

 忙しい日は電話を入れています。
 会話は毎日数分ですが、特に変わった点もなく…。
 退院後、身体がしんどくて数日間は行けていなかった買い物も、今は毎日行けているそうです。

 「何か足りてない物とかないですか?」と尋ねても、「大丈夫」と。
 本当に足りてない時は「悪いけど、あれ買ってきて」と言う人なので、嘘や強がりではないだろうと。
 と思う反面、こないだ私と夫に「物忘れ外来に行きませんか?」と言われたから、「そんなもん必要ない」というのをアピールするために、あえて強がってるのかもしれないとも思ってみたり…。

 物忘れ外来はさておき、ひとまず義母のかかりつけ医に相談してみようという考えは、今も持っています。
 ただ、「先週水曜日の約束そのものを忘れていた」以外、認知症の症状に当てはまるものが特にないようにも思えて…。
 その後はすっかり以前のお義母さんに戻っていて、お盆の段取りも完璧でしたし…。
 「先週水曜日の約束そのものを忘れていた」は、退院からまだ間がなく、心身共に本調子じゃなかったから、たまたま忘れてしまったってことはないんでしょうか。
 という私の考えは、気休めでしょうか。

 かかりつけ医に相談するにしても、義母には知らせずということになりますが(義母は必要ないと主張しているので)、もし何かの拍子に露見したら、嫁姑の信頼関係にヒビが入ったりしないだろうかと、そっちの方向でも心配です。

 まずは夫とゆっくり話し合いたいのですが、お盆もずっと仕事だったし、しかもお盆前から風邪気味だったのが、どんどん悪化して…。
 お盆前に少し話し合った時は、「おまえ一人で先走りすぎ!」「自己満足!自分が安心したいだけやろ?」「俺は忙しい、余裕がない」と言われてしまって、そこで止まってます。

 自分のお母さんのことだし、真剣に考えてほしいんですが、忙しくて余裕がないという夫の言い分も分かるんですよね。
 私だって仕事が忙しい日は他のこと考える余裕ないし…。家事も手抜きだし…。


★次回に続きます
 2017-08-25(01:04):義母の主治医に相談しました




※拙ブログはAmazonアソシエイトに参加しています。紹介している商品をクリックしてAmazonを訪問された皆様がすぐに購入されなくても、24時間以内にその商品や他の商品を購入されれば当方の報酬になります(紹介している商品にお目当てのものがなくても、どれかを適当にクリックしてAmazonの中に入っていただき、そこから目当ての商品に検索などで飛んでいただき購入されれば、当方の報酬になります)。「寄付」的にご協力いただければ幸いです。
________________________________________________
このブログが面白かったらクリックして下さい→人気blogランキングへ
★姉ブログ「ぼやきくっくり」へもぜひどうぞ。

認知症の初期症状?病院嫌がる義母

 「お気楽」の名にふさわしくない、重たい話が続いてすみません。
 前回に続いて今回も義母のこと。

 先週金曜日(山の日)の午後、義母の自宅を夫と二人で訪ねました。

 「明日行きますから」と前日に言ってあったのですが、先週水曜日の約束そのものをすっかり忘れていた経験から(前回参照)、念のため、行く直前に「今から行きますから」と電話を入れました。

 そしたら、「え…?今から…?」という感じで、今回も前日の約束を忘れてしまっているようでした。

 到着後、夫とともに義母に直接確認し、「先週水曜日に私と約束したこと自体を忘れてしまっていた」ことも確定しました。
 
 そうそう、今まで書くの忘れてたけど、最近、義母は電話代を支払うのを忘れて、電話を止められたこともありました。
 (入院した日にちょうど電話を止められて、すぐに気づいて、私が払いに行きました。支払用紙の期限が切れてても、コンビニでは支払を受け付けてもらえる場合もあるんですね。ひとつ勉強になった)

 やっぱりこれは認知症の初期症状かも…。

 ほんの数週間前まで(脱水症状で救急搬送される前まで=これは前々回に書きました)は、約束とかきっちり覚えてる人だったんですけども。

 実は、この日、義母の自宅に行く前に、私は自分の母に義母のことを電話で相談していました。
 偶然にも父が比較的最近、物忘れ外来を受診したことがあると、母から聞いていたので。

 どうやって受診させたの?と尋ねてみると、父は自分から行くと言ったそうです。
 父は(母もそうですが)、病院に行くことはさほど嫌いではなくて、むしろ、身体の調子がおかしいなとか感じたら、心配になってすぐに病院に行くタイプです(^_^;

 父の場合は、幸い認知症ではなく、結局、2回受診しただけで、その後、加齢に伴う物忘れはあっても、それ以上ひどくはなっていないようです。

 話を戻して、金曜に義母宅に行った時、私と夫は、「『約束したこと自体を忘れている』のはちょっと心配なので、一度、物忘れ外来を受診してみませんか?」という話をしてみました。

 その時、私は、「実は私の父も、ちょっと心配になって試しに物忘れ外来に行ったことがあるんですよ。自分で率先して行ったそうです。結果は特に何ともなかったんですけどね。念のため、お義母さんも行ってみませんか?」と添えました。

 が、義母は、「今のところ大丈夫だから、行く必要ないよ」と。

 夫はそこで引っ込んでしまったのですが(こういう話は血縁関係がある方がかえってしづらい?)、私は、あまりきつくならない程度に、こういう趣旨の話をしました。

 「いちおう受診して、何ともなかったら、『ああ、良かったね』で済むし、もし認知症の疑いがあるという診断が出てしまっても、『早めに分かって良かったね』ってなるし。今は医学も発達してるから、初期段階なら薬で進行を遅らせることもできるそうですよ。どっちにしても『行って良かった』ってなると思うから、一度行ってみませんか?」

 が、義母はそれでもYESとは言いません。

 ただ、「くっくりさんとの約束を忘れてしまったのは悪かったけど…」とは言ってくれたので、私ももう少し食い下がってみました。

 「私との約束なんか忘れてもらっても全然かまいませんよ。でも、もっと大事な人との約束事とか忘れたら、お義母さんも困るし、相手の方も困るんじゃないですか?」

 そしたら、「人と会うことなんかほとんどないから、大丈夫!(笑)」と。

 そう来たか…(^_^;
 私はもうそれ以上何も言えませんでした。

 ネットには、「認知症の症状が疑われる親を病院に連れて行きたいが、本人が嫌がる。どうやって連れ出せばいいですか?」という趣旨の質問が、ものすごく溢れています。

 回答はひとつではなくて、いろいろです。
 進行度とか、本人の性格、周りとの関係などによって、取るべき手段も違ってくるようです。

 義母の性格は、大変穏やかです。
 私は夫と結婚して約20年、交際期間も入れると25年以上になりますが、その間、一度も義母の怒った顔を見たことがありません。

 今回、初めて「物忘れ外来」の話をしましたが、義母は怒ったり悲しんだりという素振りは全くなく、どちらかというと戸惑っているふうでした。

 ちなみに、私の母に相談した時、母が言っていたのは…
 父の物忘れ外来受診で訪れた病院で、かなり重度の認知症になってしまった母親を車椅子で押していた息子さんが、「何でもっと早く病院に連れて来なかったんだろう。そしたらこんなにひどくはならなかったのに」と、男泣きをしていたそうです。

 なので、母は、「説得が大変かもしれないけど、お義母さん、早く病院に診てもらった方がいい」と。

 ふぅ~。どうしたもんでしょうねぇ…(T_T)

 土曜日以降、ちょっと忙しくて義母の自宅まで行けてないんですが、電話は毎日入れています。

 土曜の朝には、足のリハビリで昔から通っているクリニックに一人で行って、買い物もして帰ってこられたようです。
 日曜、月曜も、電話で「お買い物行けてますか?足りない物はないですか?」と尋ねたところ、「大丈夫」と言っていました。

 現時点ですぐにどうこうという話ではないと思いますが、私は気が気でありません。

 とりあえずお盆が明けたら、義母のかかりつけ医(整形外科・リハビリ科が主ですが、内科もやっている)に相談してみようかと、考えてはいるのですが…。

 但し、どういう先生なのか、私は一度も会ったこともなくて分からないので、それはそれでまた不安なんですが…。

 夫には弟が一人いますが、他府県在住です。
 お嫁さんとお子さん2人の計4人暮らしで、お子さんが2人ともまだ小さいので、よけいに相談しづらいです。
 そもそも、入退院があったこと自体、お義母さんから「心配かけたくないから弟夫婦には言わないで」と口止めされてるし…。

 私も体調万全じゃないのに、もし今、何かあったらどうなってしまうんだろう?
 (昨日、約4カ月ぶりに行った美容院で、「痩せましたね」と心配されてしまった)

 悩みは尽きません!(T_T)


★次回に続きます
 2017-08-18(01:03):あれから一歩も進んでません



※拙ブログはAmazonアソシエイトに参加しています。紹介している商品をクリックしてAmazonを訪問された皆様がすぐに購入されなくても、24時間以内にその商品や他の商品を購入されれば当方の報酬になります(紹介している商品にお目当てのものがなくても、どれかを適当にクリックしてAmazonの中に入っていただき、そこから目当ての商品に検索などで飛んでいただき購入されれば、当方の報酬になります)。「寄付」的にご協力いただければ幸いです。
________________________________________________
このブログが面白かったらクリックして下さい→人気blogランキングへ
★姉ブログ「ぼやきくっくり」へもぜひどうぞ。

義母の退院後

 前回に続いて義母のお話。

 退院した後の方がむしろ大変という予感はありましたが、やはりその通りになりつつあります。

 義母はもともと足が悪かったのですが(若い頃からあまり良い状態ではなかった)、自宅から数百メートルの所にあるクリニックにリハビリに毎日通うことで、日常生活は何とか支障なく送れていました。

 退院後は身体を2~3日休めてから、通い始めることにすると本人も言っていました。
 
 退院の翌朝(月曜)、様子はどうだろうと思って電話を入れてみたら、留守。
(留守電は設置していないので、電話に出ない状態)

 何度目かにかけたら、昼頃、やっと電話に出てくれました。
 聞けば、なんと朝イチでクリニックに行っていたのだと。
 しかも、帰りがけ、またしんどくなってしまったのだと。
 幸運にもたまたま近所の人と出会って、連れて帰ってもらったのだと。

 お義母さん…あかんやん!(T_T)
 
 義母もさすがに無理をしてしまったことを後悔したそうで、翌日(火曜)は休んで、その次の日(水曜)に行くことにしたと言う。
 その上で、「また出先でしんどくなったら大変なので、くっくりさん、悪いけど一緒に行ってくれる?水曜日は都合どう?」と。
 結局、朝の10時半に私が義母を自宅まで迎えに行くということで、話がまとまりました。

 その約束をした日(月曜)の夜、帰宅した夫に事情を話し、義母に無理をしないよう直接言ってほしい、私はあまりきつく言えないから…と、お願いしました。
 夫はさっそく義母に電話を入れ、「今日、出先でしんどくなって、また近所の人に迷惑かけたんやて? 無理したらあかんで!」と。
 そしたら義母は、「そんなことない。しんどくもなってないし、近所の人に送ってもらったこともない」と夫に話したそうです。

 え?何それ?
 私に言ってたことと、全く中身が違うけど…。

 夫には「お前の聞き違いか、勘違いちゃうか?」と言われてしまいました。
 いや、そんなはずは…。
 そもそも私にクリニックまで付き添ってほしいと義母が言い出したのは、出先でそういう経緯があったからなのだが…。
 納得いかんなぁと思いつつも、私もたいがいウッカリ者だから、今回は私の勘違いだったのかも、と思うことにしました。

 翌火曜日、再び様子を見に、義母の自宅に行ってみました。
 顔色も良く、かなり元気になっているように見えました。
 「じゃあ明日(水曜)、約束通り、朝10時半に迎えに来ますから。一緒にクリニック行きましょうね」と帰りがけに私が言うと、義母は「忙しいのに悪いね。お願いね」と頷いていました。

 で、水曜日です。
 約束通り10時半に義母の自宅に着き、「さあ出かけましょうか」と言ったら、様子がおかしい。
 身支度もしてないし…。
 よくよく聞けば、「クリニックに朝から行こうとして、途中まで歩いたけど、しんどくなって戻ってきた」と。
 「え?…でも私とこの時間から一緒に行くっていう段取りになってましたよね?」と、やんわり尋ねても、そのことに対する答はありません。
 どうも私との約束そのものを忘れてしまっているようでした。

 「じゃあ夕方、涼しい時間帯になったら改めて行きましょうか?」と言うと、「いや、今日はもういいわ。しんどいから」。
 嫌がるのを無理強いするわけにも行かず…。
 結局、私はその後、近所のスーパーまで義母の食料の買い出しに行って、それを冷蔵庫に入れて、帰宅しました。

 実は義母は退院した後、一度も買い物にも行けていないのです。
(自宅からやはり数百メートルの場所に大きなスーパーがある)
 結果、私が1~2日に1回、代わりに買い出しに行く役目を仰せつかっています。

 自宅仕事で時間の都合はつくので、それは全然かまわないのですが、義母が家にほとんど引きこもり状態になっているのが心配です。
 入院前は、歩く速度は遅くても、毎日クリニックに通うことができていたし、スーパーにも行けていたので。

 で、この日の話(10時半の約束を忘れていた話)を夫にすると、さすがに「おかしい」と気づいてくれたようです。
 ただ、同居の話を私が改めて振ってみても、夫は全く乗り気でなくて…。
(最近仕事が忙しく、お盆も出社せざるを得なくなったので、イライラしてるというのもある)
 そもそも義母自身も、今のところは同居する気はないと言ってるし…。

 このままで大丈夫なんだろうか?
 何か私一人だけ、おろおろしてるような感じです。


加齢による物忘れと認知症の違いは?

 私との約束を忘れただけなら「物忘れ」なのでしょうが、約束したこと自体を覚えてないというのが、引っかかります。
 でも今日書いたこと以外は、受け答えもしっかりしています。
 たとえば私に買い物を頼む時には、「牛乳とトイレットペーパーがないから買ってきて」というふうに品目、時にはメーカーまできっちり指定してきますし。

★次回に続きます
 2017-08-14(18:00):認知症の初期症状?病院嫌がる義母



※拙ブログはAmazonアソシエイトに参加しています。紹介している商品をクリックしてAmazonを訪問された皆様がすぐに購入されなくても、24時間以内にその商品や他の商品を購入されれば当方の報酬になります(紹介している商品にお目当てのものがなくても、どれかを適当にクリックしてAmazonの中に入っていただき、そこから目当ての商品に検索などで飛んでいただき購入されれば、当方の報酬になります)。「寄付」的にご協力いただければ幸いです。
________________________________________________
このブログが面白かったらクリックして下さい→人気blogランキングへ
★姉ブログ「ぼやきくっくり」へもぜひどうぞ。

義母の入院


 この件でメッセージを下さった皆様、ありがとうございます<(_ _)>

 義母は7月31日(月)の夜、脱水症状(熱中症ではない)を起こして道端に座り込んで意識朦朧としていたところを、親切な方が声をかけて警察を呼んで下さって、警察が消防署に連絡、救急車で病院まで運んで下さったそうです。

 翌朝、詳しく検査してもらった結果、脳などに特に異常はありませんでした。
 義母によれば、倒れる少し前から救急車に乗っけられたところまでの記憶が全くなく、本人はそれをとても気にしていますが、先生によれば特に問題はないらしい。
 入院も「念のため」という感じで、すぐに退院できると当初は言われていたのですが、なぜか思ったより長引いています。
 でも、この土日か、遅くとも来週頭には退院できるでしょう。

 義母は一人暮らしですが、住まいは私たち夫婦の自宅から駅ひとつ分とそう遠くなくて、いつでも行ける距離というのが逆に油断につながったのかもしれません。
 同居していればこんなことには…と悔しく思ったりもしたけど、今回は出先での出来事だったので、仮に同居していても避けられなかった?
 とにかく、今後はもっとまめに様子を見にいったり、忙しい時もせめて電話を入れるなりしようと思います。

 近い将来、同居する心づもりで私はいるのですが、本人にその気がないので、どうしたものかと…。
 「気を使うのも使われるのも嫌」「動けるうちは一人で何でもしたい」と。

 夫も「まあまだ大丈夫ちゃう?」「向こうから言うてきた時でええんちゃう?」「こっちから押し付けるのはあかんやろ」などと言っており、いまいち真剣味が感じられません。
 実の母なのに、自分は長男なのに、何か他人事のような感じ。
 男の人ってそんなもんですかね?(T_T)

 私も、今すぐどうこうしろとは言いませんが、いざ同居となった場合、1日2日ですぐに動けるものではなく、それなりに準備期間が必要です。
 だから、夫にはせめて心の準備だけでもしておいてほしいのですが…。

 って、この話、去年も書きましたね(^_^;
 何やかんやで結局、去年から何も進んでない…(T_T)


★追記


★次回に続きます
 2017-08-11(01:13):義母の退院後



※拙ブログはAmazonアソシエイトに参加しています。紹介している商品をクリックしてAmazonを訪問された皆様がすぐに購入されなくても、24時間以内にその商品や他の商品を購入されれば当方の報酬になります(紹介している商品にお目当てのものがなくても、どれかを適当にクリックしてAmazonの中に入っていただき、そこから目当ての商品に検索などで飛んでいただき購入されれば、当方の報酬になります)。「寄付」的にご協力いただければ幸いです。
________________________________________________
このブログが面白かったらクリックして下さい→人気blogランキングへ
★姉ブログ「ぼやきくっくり」へもぜひどうぞ。
プロフィール

くっくり

Author:くっくり
週1回程度更新。
できるだけお返事するよう心がけていますが、多忙の折はご容赦下さい。

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
FC2カウンター
フリーエリア
■Amazonアソシエイトについて 「お気楽くっくり」は、amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる