放送期間残り約3分の1の時点で言うのも何なんですが、NHK朝ドラ「あまちゃん」は面白いですね(^▽^)
私は朝ドラ以外のドラマをあまり見ないので、脚本が宮藤官九郎さんと言われてもよくわからず(さすがに名前だけは知ってますが)、全く先入観なくこれまで見てきました。
そういや1コ前の「純と愛」も著名な脚本家さんでしたよね。この方も私はよく知らないまま見てましたが。
エンタメニュースなどには、「あまちゃん」は関西では視聴率が悪い、それは笑いの質が合わないからだ、みたいな事が書かれてあったりしますが、いや、生粋の関西人の私から見ても十分面白いですよ。
私の友人でもっとハマってる人もいるぐらいです(当然、驚いた時は「じぇじぇ!」と言う(^_^;)。
ただ、私は正直、東京編になったらつまらなくなるんじゃないか?という気がしていました。
というか、アキちゃん(能年玲奈さん)にはあのまま北三陸で、楽しい海女さんたちや優しい大人たちに囲まれて、ほのぼのと暮らしてほしいなあと思ってたんです。個人的に。
アキちゃんは北三陸に来る前は東京に住んでいて、そこには嫌な思い出もあるし、ましてや芸能界なんて汚い世界ですから、心ない大人たちに傷つけられて、また暗いアキちゃんに戻ってしまうのではないかと、それが心配だったんです。
母親の春子さん(小泉今日子さん)がアキちゃんのアイドル志願に当初は猛反対したのも、自身の苦い体験があったからなんですよね(その体験の中身はちょうど今、ドラマでやってるとこですが)。
が、いざ見て見たら、東京編も面白いんですよ、これが!
太巻さん(古田新太さん)や鈴鹿ひろ美さん(薬師丸ひろ子さん)の存在が大きいのかも。
この2人はキャラも立っててほんと楽しいですね。
春子=太巻=鈴鹿、このラインが今後どういう展開を見せるのか、ちょっと見ものです。
話は戻って、東京に行ったアキちゃんが心配だった私ですが、今のところ暗いアキちゃんに戻らずに頑張れています。
その背景には、「GMT47」の同じく地方出身者の仲間たちがいること、スカウトマンの水口さんの支えがあること(北三陸で勉さんの「偽装弟子」をやってた頃は何やこいつ?って感じでしたが、今はとても好青年ですね)、また、東京で再会した種市先輩や安部(あんべ)ちゃんの励ましや、それに、アキちゃんが付き人を務める鈴鹿ひろ美さんの明るさにも救われてますね。
あと、東京編はキャスティングにちょいちょい遊びがあって、そこも面白いですね。
大久保佳代子さんや三又又三さんなどがチョイ役で出てきたり(三又さんは本人役)、また、春子さんの過去シーンで「君でもスターだよ!」(「君こそスターだ!」が原形?)の司会者は小籔千豊さんだったし、「夜のベストヒットテン」(どう見ても「ザ・ベストテン」が原形)の司会者として清水ミチコさん(黒柳徹子さん役)と糸井重里さん(久米宏さん役)が出てきたり…。
特に清水ミチコさんは黒柳さんになりきってて、「玉ネギ頭から飴を出す」って定番ギャグ(ギャグじゃないって!(^_^;)もやってたので、めちゃウケました(≧▽≦)
他に、全体的に言えるのは、私が80年代的なものをすごく懐かしく感じる世代だから、このドラマをより楽しめているんだろうと思います。
ちなみに鈴鹿ひろ美さんは音痴という設定ですが、演じる薬師丸さんは本当は歌がすごくお上手ですよね。学生時代は合唱部所属だったし。
私はどんぴしゃりの世代なので(実は薬師丸さんと同じ1964年生まれ(^^ゞ)、よく知ってます。
まあそんなこんなで「あまちゃん」、残り約3分の1も楽しみです。
個人的には、このままじゃユイちゃんが可哀想すぎるので、何とか幸せにしてあげてほしい……(T_T)
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