
ゲゲゲの女房
■NHK『連続テレビ小説』 ゲゲゲの女房
漫画家の水木しげるさんの奥さんである武良布枝さんが著した自伝が原案です。
2週目ぐらいから見始めました。
おっとりしてるけど芯の強い布美枝さん(松下奈緒さん)。
マイペースでちょっと変わってる村井茂さん(向井理さん)。
2人のやりとりに私は日々、癒されています。
序盤で言うと、布美枝さんと茂さんの見合いから結婚式までのくだりなんか、めちゃくちゃ面白かったですわ(≧∇≦)
結婚して東京に出てきて、生活が落ちついたあたりからちょっとストーリー的に停滞した感じがあったんですが、最近また盛り上がってきました。
貸本漫画家として頑張るもなかなか報われない夫を支える健気な布美枝さん。
連日すごく共感して見ています。
夫の茂さんは布美枝さんに対して普段はそっけないんですが、時々見せる優しい気遣いが良いですね。
今週分で良かったエピソードは……
生活のために茂さんは「水木しげる」を封印、「水木洋子」名義で少女漫画をやむをえず描くことにします。
でも茂さんはそのことを布美枝さんには伏せています。心配かけたくないから。
少女漫画を描いている間、茂さんは布美枝さんに「部屋に入るな」と冷たく言うわ、少女漫画家のタマゴの河合はるこさん(南明奈さん)に急きょアシスタントを頼むわ……で、疎外されたように感じて落ち込む布美枝さん。
原稿完成後、熱を出した茂さん。
布美枝さんが「私が代わりに原稿を貸本出版社に届けます」。
茂さんは自分が行くと言い張りますが、「役に立ちたいんです。女房ですけん」と言われ、任せることに。
が、貸本出版社で、布美枝さんは出版社の社長から「古臭いな、旦那の漫画は」「これもまた売れないんだろうな」「奥さん食べていけるの?内職とかしてないの?」などと嫌味を言われます。
さらに、布美枝さんは真実を知ります。茂さんの今回の原稿が少女漫画であることを。
タイトルは「雪のワルツ」。しかも作者名は「水木洋子」……!?
「あんたの旦那さんが少女漫画でも描きたいって言うから。でも水木しげるって名前じゃまずいから名前変えてもらった」。
原稿料も「新人料金」ってことで予定の半分しかもらえず……。
布美枝さんは帰り道、雨降るお寺の境内でひとり涙します。
いくら生活が苦しいからって、少女漫画を、それも名前を変えてまで描くなんて……。
「あの人、こんな辛い思いで仕事しちょったんだ……」。
夫はどれほどの屈辱に耐えて漫画を描いてきたのか、と、やりきれない布美枝さん。
帰宅後、原稿料を半分しかもらえなかったことを詫びる布美枝さんを、「俺が行っても同じだった」と気遣う茂さん。
布美枝さんは茂さんの大好きなコーヒー豆をお土産に買ってきていました。ささやかな贅沢です。
「あなたのコーヒーですけん、私はいいです」。
が、茂さんは「遠慮するな。あんたも嫌な思いして原稿料もらってきたんだろ」と言い、コーヒーを布美枝さんにも入れてあげました(ちなみにコーヒーカップじゃなくて湯飲み)。
布美枝さんは茂さんが受けた屈辱を心配していましたが、茂さんは明るく言いました。
「名前を変えた方が売れるなら変えたらええ。作戦のうちだ。名前を変えても絵を描いて生きていくのは変わらんのだ」。
……うーん、泣かせるなぁ(T^T)
ちなみに、劇中に出てきた少女漫画「雪のワルツ」は本当にあるそうです。
但し「水木洋子」ではなく「東信一郎」名義とのこと。
こちらのリストに載っています。
※オススメ本
私はゲゲゲ 神秘家水木しげる伝 (角川文庫)
1ヶ月ほど前に古本屋さんで入手しました。幼少から現在までの水木さんの自伝です。奥さんもそれなりに登場します。
戦地で「ぬりかべ」に救われたって話、だいぶ昔に読んだことあります。昭和55年頃の「マンガ少年」だったかなぁ。
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漫画家の水木しげるさんの奥さんである武良布枝さんが著した自伝が原案です。
2週目ぐらいから見始めました。
おっとりしてるけど芯の強い布美枝さん(松下奈緒さん)。
マイペースでちょっと変わってる村井茂さん(向井理さん)。
2人のやりとりに私は日々、癒されています。
序盤で言うと、布美枝さんと茂さんの見合いから結婚式までのくだりなんか、めちゃくちゃ面白かったですわ(≧∇≦)
結婚して東京に出てきて、生活が落ちついたあたりからちょっとストーリー的に停滞した感じがあったんですが、最近また盛り上がってきました。
貸本漫画家として頑張るもなかなか報われない夫を支える健気な布美枝さん。
連日すごく共感して見ています。
夫の茂さんは布美枝さんに対して普段はそっけないんですが、時々見せる優しい気遣いが良いですね。
今週分で良かったエピソードは……
生活のために茂さんは「水木しげる」を封印、「水木洋子」名義で少女漫画をやむをえず描くことにします。
でも茂さんはそのことを布美枝さんには伏せています。心配かけたくないから。
少女漫画を描いている間、茂さんは布美枝さんに「部屋に入るな」と冷たく言うわ、少女漫画家のタマゴの河合はるこさん(南明奈さん)に急きょアシスタントを頼むわ……で、疎外されたように感じて落ち込む布美枝さん。
原稿完成後、熱を出した茂さん。
布美枝さんが「私が代わりに原稿を貸本出版社に届けます」。
茂さんは自分が行くと言い張りますが、「役に立ちたいんです。女房ですけん」と言われ、任せることに。
が、貸本出版社で、布美枝さんは出版社の社長から「古臭いな、旦那の漫画は」「これもまた売れないんだろうな」「奥さん食べていけるの?内職とかしてないの?」などと嫌味を言われます。
さらに、布美枝さんは真実を知ります。茂さんの今回の原稿が少女漫画であることを。
タイトルは「雪のワルツ」。しかも作者名は「水木洋子」……!?
「あんたの旦那さんが少女漫画でも描きたいって言うから。でも水木しげるって名前じゃまずいから名前変えてもらった」。
原稿料も「新人料金」ってことで予定の半分しかもらえず……。
布美枝さんは帰り道、雨降るお寺の境内でひとり涙します。
いくら生活が苦しいからって、少女漫画を、それも名前を変えてまで描くなんて……。
「あの人、こんな辛い思いで仕事しちょったんだ……」。
夫はどれほどの屈辱に耐えて漫画を描いてきたのか、と、やりきれない布美枝さん。
帰宅後、原稿料を半分しかもらえなかったことを詫びる布美枝さんを、「俺が行っても同じだった」と気遣う茂さん。
布美枝さんは茂さんの大好きなコーヒー豆をお土産に買ってきていました。ささやかな贅沢です。
「あなたのコーヒーですけん、私はいいです」。
が、茂さんは「遠慮するな。あんたも嫌な思いして原稿料もらってきたんだろ」と言い、コーヒーを布美枝さんにも入れてあげました(ちなみにコーヒーカップじゃなくて湯飲み)。
布美枝さんは茂さんが受けた屈辱を心配していましたが、茂さんは明るく言いました。
「名前を変えた方が売れるなら変えたらええ。作戦のうちだ。名前を変えても絵を描いて生きていくのは変わらんのだ」。
……うーん、泣かせるなぁ(T^T)
ちなみに、劇中に出てきた少女漫画「雪のワルツ」は本当にあるそうです。
但し「水木洋子」ではなく「東信一郎」名義とのこと。
こちらのリストに載っています。
※オススメ本
私はゲゲゲ 神秘家水木しげる伝 (角川文庫)
1ヶ月ほど前に古本屋さんで入手しました。幼少から現在までの水木さんの自伝です。奥さんもそれなりに登場します。
戦地で「ぬりかべ」に救われたって話、だいぶ昔に読んだことあります。昭和55年頃の「マンガ少年」だったかなぁ。
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