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新明解国語辞典のbot

 先週取り上げた「新明解国語辞典」ですが、ツイッターにbotがあるとフォロワーさんから教えていただきました。

 https://twitter.com/shinmeikai_bot

※「BOT」とは、ロボットの略称。ツイッターで自動的につぶやかれるアカウント及びそのプログラムのことです。


 仕事の合間や、ブログ更新の合間に見てますが、なかなか面白いです(^▽^)
 たとえば……

よのなか【世の中】 ①同時代に属する広域を、複雑な人間模様が織り成すものととらえた語。愛し合う人と憎しみ合う人、成功者と失意・不遇の人とが構造上同居し、矛盾に満ちながら、一方には持ちつ持たれつの関係にある世間。(新明解国語辞典:第4版)

いろか【色香】〔もと、美しい花の色と、そのかおりの意〕離れて見た女性の顔かたちの美しさと、近寄って感じる香料と体臭の交じった、なんともいえない よさ。〔男性を魅了するのに十分なもの〕(新明解国語辞典:第4版)

しんいり【新入り】 新しく・仲間(刑務所・留置場など)に入ること。また、入った人。(新明解国語辞典:第4版)



 ちなみに、青山繁晴さんのbotもあります。

 https://twitter.com/aoyamasBOT

 わが「ぼやきくっくり」の名物?「アンカー」文字起こしも時々使ってくださってるみたいです(「あの」とか「えー」とかの間投詞もそのまま引用されてるので、たぶん…(^_^;)。

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新明解国語辞典がとんだ事に…

 私の国語辞典は三省堂の「新明解国語辞典(第三版)」です。

 学生時代からずーっとこれ1冊。
 すごく年季が入ってますが、表紙は普段カバーかけてあるので綺麗です。
 もっとも最近は分からない言葉はネットで調べることが増えて、出番はめっきり減りましたが…。

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 ちょうど1年ほど前に、「ビーバップ!ハイヒール」という関西の番組で、各社の国語辞典の特徴を面白おかしく解説するって企画をやってたんですが(概要こちら)、それによれば「新明解」の説明文はちょっとクセが強いらしいです。

 たとえば「恋愛」と引いたら何て書いてあるか?
 手元の「新明解(第三版)」にはこう書いてあります。

【れんあい(恋愛)】
 特定の異性に特別の愛情をいだいて、二人だけで一緒に居たい、出来るなら合体したいという気持ちを持ちながら、それが、常にはかなえられないで、ひどく心を苦しめる・(まれにかなえられて歓喜する)状態。


 「合体」ってアンタ…(^_^;
 多感な時期にこれ読んだらちょっとドキッとしますよね。

 ちなみに、私が学生時代にこの「新明解」でたまたま見つけた面白い説明文で、この歳になっても、時々引いては笑ってしまうのが、これ。

【しゃれ(洒落)】
 (1)(その場の思いつきとして)類音の語に引っかけて、ちょっとした冗談を言う言語遊戯。
 (例)富田という男が何か失敗して、みんなが気まずい思いをしている時に「とんだ事になったな」などと言って、しらけた空気を紛らすなど。


 いや、これ一歩間違えば、さらに気まずくなりませんか…?(^_^;

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レイ・ブラッドベリ氏逝去

レイ・ブラッドベリ氏逝去 「火星年代記」「華氏451度」など残す(アニメ!アニメ!2012年6月8日(金) 11時13分)
>米国の作家のレイ・ブラッドベリが2012年6月5日に亡くなった。享年91歳。その日、オフィシャルサイトのトップページには訃報が掲載された。
また、CNNやロイターは、出版社ハーパーコリンズの広報担当者からの発表として「長い闘病生活の末に、安らかに亡くなった」と伝えている。

>レイ・ブラッドベリは、1920年8月22日、イリノイ州に生まれた。その後、家族とともにロサンゼルスに移住し、ハリウッドの間近で育った。幼いころより映画やコミックに夢中になり、12歳の頃から創作をはじめた。
>初めて短編小説が雑誌に掲載されたのは1940年。戦争を経て、1947年に初の短篇集『DARK CARNIVAL』(日本では『黒いカーニバル』として独自に編集)を刊行。そして1950年に、代表作となる『火星年代記』を発表し、作家としての地場を固めた。

>ブラッドベリは、しばしばSF作家という肩書きで呼ばれたが、手がけた作品は、恐怖小説、幻想小説からハードボイルド・ミステリーまで幅広い。70年を越える執筆活動が生み出したのは、子供たちの夢想や日常に忍び寄る不穏な影、銀色に輝くロケットと宇宙飛行士、ノスタルジックな田舎町や人間性を失った未来都市など、多岐にわたっている。メタファーに満ちた華麗な文体は、ブラッドベリのトレードマークであり、「SF界の抒情詩人」といった称号で讃えられた。
>その繊細な魅力は、日本においても伊藤典夫や小笠原豊樹といった優れた翻訳家の手によって移し替えられ、多くのファンを育てた。星新一は『火星年代記』を読んでSFの道を志し、萩尾望都は『ウは宇宙のウ』をコミカライズした。手塚治虫や石ノ森章太郎など、影響を受けた作家は数しれない。
(以下略)

 ブラッドベリ氏が亡くなったというニュースを聞いて驚きました。
 実はまだご存命だったとは知らなかったんです。
 ごめんなさい<(_ _)>

 私が初めてブラッドベリ氏を知ったのは、20歳ぐらいの頃でしたか。
 萩尾望都さんの漫画『ウは宇宙のウ』を読んで非常に感銘を受け、原作を読んでみたいと思ったのです。

 以降、いくつか作品を読みました。

 『華氏451度』は原作だけでなく映画も観ました。
 もちろん映画館でリアルにではなくて、たまたま深夜にテレビで放送してたので観ることができたんですが(^^ゞ
 
 一番好きな作品は、何といっても『火星年代記』です。
 これまで3回ぐらい読んでます。

 『火星年代記』は短編の積み重ねでひとつの大きな物語にしてあります。
 読書の時間がとれずに期間が空いてしまった場合、長編だったら少し前の方から読み直すなどして大変だけども、この作品はそれをしなくても大丈夫!?(^_^;

 『火星年代記』は1950年に出版されました。
 物語の中では、1999年に最初の有人ロケットが火星に到着し、それから火星人との精神的戦い(?)が続いた後、2001年に地球人が火星に移住、2005年に地球で核戦争が勃発、2026年には地球人類は滅亡、そして最終章では……(オチ省略)。

 火星を舞台にしながらも、実は地球の環境破壊や戦争の愚かさを批判しています。
 同時にとても感傷的でもあり、精神的な恐怖もあり……。
 何とも不思議な読後感です。

 星新一さんが『火星年代記』を読んでSFの道を志したということ、上の記事で初めて知りましたが、なるほど星さん、確かにこの物語から影響受けてるっぽい部分は見受けられますね。
 (ちなみに私は星さんのショートショートも好きで、若い頃にほぼ全部読みました(^o^))

 とか書いてたら、『火星年代記』がまた読みたくなってきました。
 ので、先ほどザッと本棚を探しましたが、見つかりません(T^T)

 このパターンで、私、前にも一度『火星年代記』を買い直してるんですよ。
 たぶん最初の1冊は実家、もう1冊は絶対この部屋にあるはずなんです。5年ぐらい前にも読んだ記憶あるから。
 もう一回ちゃんと探してみますわ~(--)(__)

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「俳句」と「禅語」

東日本大震災
【募金受付まとめ】東北地方太平洋沖地震 被災地に手助けを!

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 最近購入した本、2冊。

■「俳句」
 http://www.amazon.co.jp/dp/4894448009/

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■「禅語」
 http://www.amazon.co.jp/dp/4894448203/

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 あらためて日本の文化の奥深さと、日本の自然の美しさに感動しました。
 パラパラと見るだけでも癒される本です。
 発行元はいずれも「ピエ・ブックス」です。

 近畿地方は5月26日に梅雨入りしました。
 全国的に、例年よりずいぶん早く梅雨入りしていっているようです。
 すっきりしない季節がしばらく続きますが、それもまた日本の美しい風物詩と思えば、愛でる心も生まれてくるはず!?

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「星空の歩き方」

 写真集って普段あまり買わないんですが、久々に買っちゃいました。
 天体写真家、林完次さんの「星空の歩き方」です。
 「夜空に秘められた物語を探す、とっておきのヒント」という副題が付いています。

090927hosiaru.jpg

 私が林完次さんを最初に知ったのは、ロングセラー「宙(そら)の名前」でした(リンク先は角川書店発行になっていますが、私が持っているのは光琳社出版発行で、タイトルも「宙(ソラ)ノ名前」と微妙。でも内容はたぶん一緒だと思います)。
 月や星をはじめとする、夜の空に関する言葉を、それを直接示すか、あるいはイメージした写真とともに紹介する歳時記風天体図鑑です。
 もう10年ぐらい前ですかね、偶然書店で見かけて迷わず購入しました。

 「星空の歩き方」は、その林完次さんの最新作です。
 今回は写真だけでなく、林さんのエッセイも付いています。

 たとえばこんな具合に。

> 暮れなずむころ、少年は空を飛んだ。夕餉のしたくをする家々を空から眺めるため、ピーターパンさながらに。
> 軽やかに、ちょっと鼻を利かせながら空を飛ぶ。森の向こうの残照が、山並みを黒く浮かび上がらせている。
> 「今夜はカレーだね。あっ、お隣はクリームシチューだ」
> 少年の顔ときたら、それは楽しげでいきいき。
> はっきり覚えていないが、こんな内容のテレビのCMを見たことがある。少年は明かりのもれるキッチンに近づきながら、「いい匂いだなあ」と言いたげな、幸せそうな顔をして空に飛び上がる。天からは夜が舞い降りてきて、ぬくもりのある家々をやさしく包み込んでいる。

 秋の夜長にぜひどうぞ。ほっこりしますよ(^o^)

 さっきアマゾン検索してみて初めて気づいたんですが、林完次さんってこれまでけっこう本出されてるんですね。
 何か全部ほしくなってきた~!!(≧∇≦)
 って、先立つものがないから無理ですが。写真集って高いから(T^T)

 ちなみにこれはオマケの情報ですが、「宙(ソラ)ノ名前」を買った直後だったでしょうか、同じシリーズで高橋健司さんの「空の名前」も買いました。
 高橋さんは気象協会勤務(当時)の写真家さんですが、こちらもすごくお勧めです(^o^)
 空や気候、季節の移ろいに関する日本語を、それをイメージした写真と共に紹介する歳時記風天気図鑑です。
 たとえば、東雲(しののめ)、野分(のわき)、穀雨(こくう)、そういった日本ならではの繊細で情感豊かな言葉(ひょっとしたら日本人の大半が忘れてしまっているかもしれない言葉)が紹介されています。
 
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